名作「ピーターパン」の前日談を描いた冒険ファンタジーです。
ヒュー・ジャックマンもインタビューで「映画館の大きなスクリーンで」と言っていましたし
予告編を観て、これは楽しそうだなあと気になっていました。
元気な少年ピーターのキャラクターとファンタジーらしい美しい映像に最後までワクワクするような作品でした。
フック船長は随分若かったのだなあと思ってしまいました(^^ゞ
若い女性が夜の街中を何かから逃げるように走っているところから始まる物語です。
その女性は孤児院へ着くと、乳飲み子の赤ちゃんを扉の前へ置きます。
彼女は別れを惜しむように赤ちゃんへキスをし、手紙を添えると走り去りました。
それから12年後。赤ちゃんだったピーターは院長からも目を付けられるようないたずらっ子になっていました。
第二次世界大戦で夜でも空襲が起きるような中、ピーターたちは秘密の地下倉庫を発見し、院長が子供たちの食費をくすねている証拠を見つけます。
そして、同時に大発見だったのが、ピーターの資料の中に置き去りにされていた、母が残したピーターへの手紙でした。
それにしても、童心に帰って楽しめる作品でした~
このところ、国内外で哀しい事件が多すぎて、嬉々として殺人を起こすような人が出てくる映画は
ちょっと辛いなあと思っていました。
そんな時にぴったりなのがこの作品ですね(^^)
黒ひげ(ヒュー・ジャックマン)は自分の欲望に忠実で、子供たちを連れてきては肉体労働をさせるだけです。
そんな世界ネバーランドへと連れ去られたピーターは、ネバーランドの秘密を知ります。
彼こそがこの世界を救う伝説の王子だったのです。
普通の少年だったピーターが突然の事実に戸惑うのも分かります。
それでも、彼は母親との再会のため、友達を救うために頑張ります。
彼が飛べた時には良かった~と安堵しました(^^ゞ
観終った時、この幸せな気分のまま夢の中で眠りにつきたいなあと、ちょっと考えてしまった1本です。
監督:ジョー・ライト 出演:リーヴァイ・ミラー ヒュー・ジャックマン ルーニー・マーラ ギャレット・ヘドランド アマンダ・サイフリッド アディール・アクタル
2015年 アメリカ 原題:PAN
(20151117)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/pan/