マグニートーの運命は哀し過ぎました(T_T)
紀元前のエジプトではミュータントのエン・サバ・ヌール(オスカー・アイザック)が強大な勢力を誇っていました。
人々から神と崇められた彼は、永遠の命を得るために別のミュータントに魂を移す計画を実行します。
でも、その途中で彼を偽の神だと反逆する集団から攻撃を受けてしまいます。
計画の途中で地下に埋められたエン・サバ・ヌールは、命を保ったまま仮死状態になりました。
20世紀のカイロでは、CIAのモイラ・マクタガート(ローズ・バーン)が極秘調査に入っていました。
地元女性の服装で姿を隠した彼女は店奥の中庭にいた男に、傍にある絨毯は商品かと尋ねながら近付くと
男の隙を付いてあっという間に倒してしまいます。
そして、絨毯の下に隠されていた穴から地下道へ入ると、地下に埋まっている古代の神殿を見つけました。
地下道の奥にはその神殿を崇める集団が祈りを捧げていました。
その時、モイラが入ってきた穴から太陽光が入り神殿の奥に眠っていたエン・サバ・ヌールへと届きます。
光により眠りから覚めた彼は現代の街の様子を見て、人類は堕落したと感じてしまいました(-_-;)
それにしても、相変わらずパワフルで派手なアクション&長い作品ですね(^^ゞ
アポカリプスと名乗り始めたエン・サバ・ヌールは堕落した世界を破壊するためにミュータントを探します。
ここで手下になったのがストームとサイロックとエンジェル、そしてマグニートー(マイケル・ファスベンダー)です。
特に、君は地球を破壊する力があるなんてアポカリプスに言われたマグニートーは
絶望の中にいたこともあり、本気で地球全体に力を振るいます。
絶大な破壊力は、先日に見た「インデペンデンス・デイ リサージェンス」に匹敵するかもと思えるほど凄いです。
地球の建物がどんどん壊れていく様子は圧倒的でした。
でも、マグニートーに起きた出来事があまりにも哀しかったので、彼の行動は責められないなと思ってしまいました。
そして、人類の破滅を止めようとアポカリプスに戦いを挑むエリック(ジェームズ・マカヴォイ)の根性と
ジーン(ソフィー・ターナー)のパワーも神のようなアポカリプスに対峙できるほどの迫力でした。
こうして分かち合った友情の後に、プロフェッサーX vs マグニートーの時代が来ると思うとちょっと寂しかったです。
観終った時、この後に続く旧三部作をもう一度見直してみたくなった1本です。
監督:ブライアン・シンガー 出演:ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス オスカー・アイザック ニコラス・ホルト ローズ・バーン エヴァン・ピーターズ ソフィー・ターナー タイ・シェリダン ルーカス・ティル コディ・スミット=マクフィー アレクサンドラ・シップ
2016年 アメリカ 原題:X-MEN: APOCALYPSE
(20160814)
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