PとJK

三次マキ著の同名人気コミックを亀梨和也＆土屋太鳳主演で映画化したラブストーリーです。
原作は未読ですけど、予告編を観て、この2人だとどんな作品になるのだろうと気になっていました。
堅物でイケメンな功太くんと元気のいいカコちゃんの真っ直ぐな気持ちが爽やかな作品でした。

友達のミカド（玉城ティナ）に誘われてパーティに参加した女子高生のカコ（土屋太鳳）は着いてびっくり。
そのパーティはお酒も出るような大人たちの合コンだったのです。
童顔の22歳大学生という設定でと言われて仕方なく席に着いたカコは、
事情を知らない男性陣にお酒を勧められて困ってしまいました。

そこを助けてくれたのが佐賀野功太（亀梨和也）です。
カコの前に置かれていたお酒のグラスを一気に飲み干し、
強引に酒を飲まそうとした男たちを追い払ってくれました。

パーティが終わった時、丁寧にお礼を言ったカコに、功太も好感を持ちます。
今度どこかで会わない？という功太にカコも嬉しそうな笑顔を見せますけど、
カコが女子高生と知った瞬間に功太の表情は豹変してしまいます。
突然に口調がめちゃくちゃ厳しくなった功太に、カコは驚いて駆け出してしまいました(T_T)

それにしても、可愛いカップルですね(^^ゞ
オーラを消していてもカッコいい亀梨さんと、元気に走り回る太鳳ちゃんのペアはやっぱり素敵です。
特に16才の女子高生に現役女子大生の太鳳ちゃん？と思ったりもしましたけど、出だしから走る走る！
これだけ走っても無理を感じさせない女優さんは太鳳ちゃんくらいでしょう！という感じでした(^^)

出会って二日目で結婚を申し込むのですか！？という展開も、次第に“警察官の妻”という立場に
悩み始めるカコちゃんを見て、そうよね…と肯きながら、そこを分かったのねとほっとしました。
あと、功太くんがカコちゃんを守りたいという気持ちが強すぎて彼女を泣かせる羽目になった時も
カコちゃんの真っ直ぐな気持ちが彼の心を揺さぶっていく展開に納得でした。

最近、高校が舞台のキラキラした作品がたくさんありますけど、この作品は演技も上手さもあって
じんわりと胸に伝わって来るようなラブストーリーになっていました。
観終った時、この二人ならきっと幸せになれるねとニッコリした1本です。



監督：廣木隆一　出演：亀梨和也　土屋太鳳　高杉真宙　玉城ティナ　西畑大吾　村上淳　ともさかりえ　大政絢　田口トモロヲ
2017年　日本
（20170207）

→公式サイトはこちらへ　http://ptojk.jp/

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は3月25日以降の予定です。