惑星コレリアで生まれたハン(オールデン・エアエンライク)は10歳で犯罪集団に拾われ、
ボスの指示で犯罪に手を染める日々を送っていました。
ある日、大きな仕事を任されたハンは、密かにその高価な荷物をくすねて組織を脱走します。
不安がっていた恋人のキーラ(エミリア・クラーク)も一緒に付いて来てくれました。
追っ手を振り切って必死で空港に着いた二人でしたけど、チケットが無いためすぐには出航できません。
しかも、ゲートを通った時にキーラが追っ手の手に落ちてしまいます。
金も逃げ道も失ったハンは目の前のカウンターで募集していた帝国軍の兵士に志願して
生まれ育った星を後にしました。
それにしても、SWシリーズの作品はどれも不安や哀しさを伴うストーリーですね。
やったーと言って終わったのは最初に観たエピソード4くらいで、他は未来が暗黒に覆われるような予感や
大切な人の死の運命など、胸がざわざわとさせられた気がします。
見応えのあった『ローグ・ワン』は本当にショックでしたし(T_T)
今作は、あのお尋ね者の賞金稼ぎハン・ソロが過酷な少年時代を乗り越えて
ファルコン号を手に入れるまでを描いた、かなり痛快な物語!
持ち前の明るさと気転で人生を切り開いていくキャラクターは観ていて楽しいです。
あと、何と言ってもスピード感溢れる宇宙船でのチェイスを大きなスクリーンで観ることが出来て良かったです。
でも、やっぱり裏切りと死に彩られた展開で、これからの暗い未来を予感させていきます。
この後に帝国軍がデス・スターを完成させてさらに力を強大にしていくのだなあと思いながら観ていました。
この後の主人公の人生を知っているので、若い頃にこんなことがあったのかと改めてしみじみしました。
観終った時、またエピソード1から6までを観直してみたい!と思った1本です。
監督:ロン・ハワード 出演:オールデン・エアエンライク ウッディ・ハレルソン エミリア・クラーク ドナルド・グローヴァー ヨーナス・スオタモ
2018年 アメリカ 原題:SOLO: A STAR WARS STORY
(20180704)
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