キャッツ

大ヒットミュージカルをトム・フーパー監督が映画化したミュージカルです。
劇団四季のミュージカルが大好きなので公開を知った時から楽しみに待っていました。
1年に一度の不思議な夜の世界が豪華に蘇ってスクリーンに広がっていました(^^)

見上げる空に満月が輝く夜のこと。
街角のゴミ捨て場にひとつの袋が投げ捨てられました。
この街で自由に暮らしている〝ジェリクルキャッツ“と呼ばれる猫たちが囲んだその時、
袋から出てきたのは白くて可愛い子猫ヴィクトリア（フランチェスカ・ヘイワード）でした。

今夜はジェリクルキャッツから一匹だけ、新しい命へ生まれ変われる猫が選ばれる特別な夜です。
これから猫たちはジェリクル舞踏会に集まって自分がどんな猫かを披露し、
長老猫オールドデュトロノミー（ジュディ・デンチ）の決定を待つのです。
そして、猫たちの夜は決定までの緊張と共に盛り上がっていきました。

それにしても、キャストが素晴らしいですね～
ヴィクトリアはロイヤル・バレエ団プリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードをはじめとする
バレエダンサーたちの踊りが素敵です！

キャッツの舞台はキャラクターたちが歌ってパフォーマンスする場面とは別に
集まったみんなでダンスをするシーンが時折登場します。
歌もパフォ－マンスも素晴らしい上にダンスシーンにも引き込まれてスクリーンを見つめていました。

劇団四季のミュージカルを何度か見ていたので、キャラクターもストーリーも分ってはいましたけど、
映画的に脚色した部分もあって面白かったです。
特にオールドデュトロノミーは性別が変わって演じているのはジュディ・デンチです。
あの誰からも慕われるオーラをまとったキャラクターにぴったりでした。

もちろん、名曲揃い。オープニングからエンディングまでワクワク感が伝わってきます。
めちゃくちゃ楽しめました(^^)

実は金曜日に字幕版、土曜日に吹替版で観ました。
私は英語がダメなので字幕を追おうとするとダンスに注目し辛くて…
オリジナルの音楽を聴きたい人は字幕がお勧めですけど、字幕に目を取られるとちょっと疲れるかも。
私は吹替版の方が見やすかったです。
吹替版のキャストも素晴らしくて歌声に聴き惚れました。

もっともっと観ていたい世界でした。
観終わった時、スクリーンで観られて楽しかったと思った1本です。



監督：トム・フーパー　出演：フランチェスカ・ヘイワード　ロビー・フェアチャイルド　ジェニファー・ハドソン　ジュディ・デンチ　ジェームズ・コーデン　ローリー・デビッドソン　スティーブン・マックレー　ジェイソン・デルーロ　レベル・ウィルソン　イアン・マッケラン　イドリス・エルバ　テイラー・スウィフト　ダニー・コリンズ　ニーブ・モーガン
2019年　アメリカ・イギリス　原題：CATS
（20200125）

→　公式サイトはこちらへ　https://cats-movie.jp/