なかなか日程が合わず、ようやく観ました。
観終わったあと、心地よい余韻が残るような映画でした。

仕事の失敗により会社を解雇され
絶望から自殺を図ろうとしていたドリュー。
そんな彼の元に、父の訃報が入る。
母の代理として、父の故郷であるケンタッキー州エリザベスタウンへ向かう途中で
彼はキュートな笑顔が素敵な女性クレアに出会う。
二人は心が通じ合いそうになったが、失敗の心の傷から
今一歩、彼女へと踏み出せないドリューの姿を見て、彼女は立ち去る。
告別式も終えてドリューが旅立つ日、彼女は再び現れ
彼にお手製の地図が入ったかばんを渡した。
一人旅のお供となるBMGの曲が詰まったCDと共に…

何と言っても音楽がいいです!
ちゃんと知っている曲は「ムーンリバー」くらいでしたが
心地よいテンポの曲にゆられて
観ている私も主人公と一緒に癒される気がしました。

予告編を観てなんとなく予想はしていましたが
かなりラブストーリーの部分が多かったです。
オーランド・ブルームとキルスティン・ダンストは等身大の役で
とても爽やかに演じていました。
特にキルスティン・ダンストは思いやりの心と笑顔が絶えない明るい女の子の役で
今までに観た映画の中で一番可愛く見えました。
あと、この映画でもスーザン・サランドンが素敵です。
彼女が演じるととても自然で、今回の役でも
女性の持つ弱さと強さに思わず共感してしまいました。

仕事に失敗は付き物。
でも、失敗の後にも、何か良いことは起こるかも…と
ちょっと素敵な気分になれるような1本です!


(051214)