ウィル・スミス主演作ということで気になっていた作品です。
今回のウィル・スミスはシリアスな演技で心の痛みをじっくりと伝えてくれました。
今作はあらすじが書き難いです。何を書いてもネタバレしそうなのです(^_^.)
映画は最初にラストに近いシーンが出てきて過去に遡るという手法で展開されるので、
観ている者は何が進んでいくのかが何となく分かっています。
それでも、本当にそれで終わってしまうの?という気持ちで観続けることになります。
主人公はそれくらいハードなことを成し遂げようと進んでいきます。
ウィル・スミスはいつも何かを背負っている人物を演じていますけど、
今回はあまりにも重いものを背負っています。
しかもダイレクトに背負い、その代償を払おうと考えます。
その行動の中で、彼が助けたいと思う人々と出会っていきます。
そして、彼は助けたいと思う人々に大きな影響を与えていきます。
それにしても今回の役は辛いですね~
ラストも含め、本当にそれでいいのか、それしかなかったのかと考えさせられます。
観終わった時、彼の心が癒されたと思えたのが救いかなあと感じた1本です。
監督:ガブリエレ・ムッチーノ 出演:ウィル・スミス ロザリオ・ドーソン ウディ・ハレルソン バリー・ペッパー
2008年 アメリカ 原題:SEVEN POUNDS