ジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は新婚で幸せいっぱい。
寒い土地からフロリダへと引越して来た彼らは、この土地で仕事と家を得た。
地元の新聞社で働き始めたジョンは記者志望だったが、同僚セバスチャン(エリック・デイン)のような
大きな事件は扱わせてもらえない。
生活も仕事もくすぶり始めたある日、ジョンはセバスチャンから犬を飼うように教えられる。
まだ子作りには早いので、子供の代わりにと言う訳だ。
早速、ラブラドール・レトリバーの子犬を見に行くと、人懐こい子犬を見つける。
しかも、その子犬はお得な価格で良いらしい。
喜んでその子犬に決めた二人はマーリーを名付けた。
だが、マーリーは本当に言うことを聞かない、困ったいたずら犬だった…
マーリーは本当に天真爛漫で愛すべき犬でした(^^ゞ
しつけやすい犬だと思って飼い始めたラブラドール・レトリバーの子犬・マーリー。
でも、マーリーは甘えんぼうでいたずらっ子。
いつも落ち着きが無くて走り回り、手当たり次第に家具やクッションを噛み壊してしまいます。
二人は困りながらも、少しずつマーリーとの生活に慣れていきました。
そんなある日、ジョンはあまり表情の変わらない上司アーニー(アラン・アーキン)から
次が見つかるまでの代打として、週2回のコラムを書くように命令されてしまいます。
コラムの内容に悩んだ彼はマーリーとの日々を面白おかしく書き始めます。
その生き生きとしたコラムは、ジョンの人柄とマーリーの楽しさも相まって人気のコーナーとなります。
やがてそれは、子育てに疲れた妻ジェニーの心の支えになるような大切な記録となっていきました。
それにしても、マーリーは最高に可笑しかったです。
こんないたずらっ子、自分で飼うのは遠慮したいですけど(笑)、側にいたら飽きませんね~
いつもお腹を空かせて食べ物をあさっているし、止まれと言ってもどんどん走っていくし。
何と言っても45キロの大きさなので、飛び掛られたら堪りません。絶対に倒されてしまいます(^^ゞ
でも、悲しみに暮れているような時には側にいてくれる存在なのです。
主人公たちの哀しみも、その愛嬌のある無垢な表情の顔を見ているだけで癒されていきました。
愛嬌のあるマーリーの可愛さを見ているうちに、
こんなふうに犬と家族になれる生活もいいなあとしみじみ思った1本です。
監督:デヴィッド・フランケル 出演:オーウェン・ウィルソン ジェニファー・アニストン エリック・デイン アラン・アーキン
2008年 アメリカ 原題:MARLEY & ME
(20090317)
追伸
この映画は試写会で観ました。公開は3月27日以降の予定です。