2年前はニューヨーク自然史博物館の夜勤警備員だったラリー(ベン・スティラー)は
今では自分が考案した便利グッズが大当たりして企業のCEOと大出世。
仕事が忙しくて博物館への足は遠退いたが、大口の商談も入って経営は順風満帆だった。
博物館の改装と展示物の移動を知ったラリーは、移動の前日に夜勤時代の友人たちへ会いに行く。
懐かしい仲間たちと出会って嬉しく思いつつも、
彼らと遠くなってしまった現状にはちょっと寂しさも感じていた。
翌日、小さなカウボーイ、ジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)からSOSの電話が入る。
ニューヨーク自然史博物館に保管されていたはずの復活のパワーを持つ石版を
いたずら好きな猿が移動先のスミソニアン博物館へ持って来てしまったのだ。
その博物館には世界征服の野望に燃えたエジプト王カームンラー(ハンク・アザリア)がいた…
博物館にはこんなものまであるの?というものもいっぱい出てきました~
前作よりも博物館の広さがパワーアップした第2弾です。
広いから動くものも大きい!いきなり巨大タコの大暴れはびっくりです。
あの座っているリンカーン像も意外にのんびりと大らかな性格で笑えます。
そして何と言っても飛行機の大脱走は、お決まりの活躍でワクワクでした~
今回のキャラクターで中心になるのはカームンラーとアメリア・イヤハート(エイミー・アダムス)です。
カームンラーは強大な軍隊を呼び戻して世界征服を企む敵ボスです。
でも、なんとなく会話がおちゃめなので悪い奴なのに楽しいです。
アメリアは今回のラリーのパートナーで、一生懸命にラリーと逃げ回ります。
冒険大好きなアメリアは笑顔がキュートなエイミー・アダムスにぴったりでした(^^)
意外に楽しかったのが、1945年の街の写真です。
壁にかけられていた絵も写真も、石版のパワーで動き出しています。
石版を盗もうとして追いかけられているラリーとアメリア・イヤハートはその写真の街中に逃げ込みます。
お祭り騒ぎの楽しい街中で、ラリーは気のいい海軍の若者に助けられたり、
恋人のふりをするために写真の女性とキスシーンを演じたりしています。
そんなひと時はちょっと楽しかったです~
冒険の一夜も終わり、改装が終わって再開したニューヨーク自然史博物館を観ながら、
行くならやっぱり夜の博物館でしょ!と思った1本です(^^ゞ
監督:ショーン・レヴィ 出演:ベン・スティラー エイミー・アダムス ハンク・アザリア アラン・シャバ クリストファー・ゲスト
2009年 アメリカ 原題:NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN
(20090813)