本広克行監督&長澤まさみさん主演のコミカルなハートフルドラマです。
放送局のADとして超能力を持つ人を探していた主人公が出会うクリスマスのミラクルを
優しくて温かい視線で描いていました(^^)
超能力者を出演させるバラエティー番組のAD桜井米[よね](長澤まさみ)は、ある日、番組ディレクターに
超能力のスクープを見つけるまで帰ってくるなと言い渡される。
番組に出演する自称超能力者たちは、絶対に偽物だと思えるような人ばかりだったため、
ぜひ本当の超能力や超常現象を紹介したいと考えたのだ。
そもそも、子供の頃に海辺で見たUFOの衝撃が今でも忘れられない彼女は
心から超能力者に出会いたいと願っていた。
そして、番組に寄せられた数々の手紙を持って不思議を追求する取材旅行に出た彼女は
偶然、小さな喫茶店“カフェ・ド・念力”にたどり着いた…
『サマータイムマシン・ブルース』のスタッフが再結集というだけあって、楽しい笑いがいっぱいでした~
主人公の米ちゃんは超能力やUFOを信じているADです。
番組や取材でどんなに偽者に出会っても、きっと何処かで出会えると希望を持っています。
そんな彼女が超能力者に出会う旅に出ます。
取材の度に錯覚や偽者だと分かっても、がっかりする暇も無く次へと向かいます。
そんな最中、取材の待ち合わせ場所に指定された喫茶店には
偶然にも本物の超能力者たちが集まっていました。
でも、超能力者たちは自分たちの力を世間に公表したいとは思っていません。
逆に隠して普通の生活を送りたいと考えています。
そんな彼らの天敵はマスコミです。
そしてマスコミの一員として現れた米ちゃんは、当然、彼らが一番苦手としている人でした。
時間が経つにつれ、米ちゃんと超能力者たちの距離が少しずつ縮まっていくところが面白いです。
特にマスコミを苦手としていた彼らが、純粋に超能力を信じたいと願っている彼女の心を知った時
彼女を喜ばせようと考える彼らの優しさがいいです~
そして、クリスマス・イブの奇跡を目にした彼女や人々の瞳の輝きがとても好きでした(^^)
ちんまりとしたほのぼの系の雰囲気に長澤まさみちゃんがぴったりとハマっていました。
そんな彼女の周りで起こるゆるーい笑いが心地よかった1本です(^^)
監督:本広克行 出演:長澤まさみ 志賀廣太郎 諏訪雅 中川晴樹 川島潤哉 岩井秀人 三宅弘城 辻修
2009年 日本
(20091111)
追伸
この映画は試写会で観ました。公開は11月21日以降の予定です。