18歳の誕生日を迎えたベラの悩みはエドワードより年上になってしまったこと。
エドワードは17歳で時を止めたままなのだ。
それでもベラはエドワードと永遠の愛を育もうと強い想いを胸に秘めていた。
ベラと仲の良いエドワードの姉アリス(アシュリー・グリーン)がベラのバースディ・パーティを開いてくれた。
エドワードの家族であるカレン一家はバンパイアだがとても人間に親愛を持っていて
ベラのことも優しくむかい入れていた。
だが、ベラがプレゼントを開けようとして紙で指を切った途端、状況は一変する。
人間の血の匂いにざわめき始めたバンパイアの欲望が抑えられなくなったのだ。
守ろうとするエドワードに突き飛ばされたベラは更なる怪我をし、パーティは御開きになってしまう。
その日は自分の失敗を悔やむベラと
ベラを守りきれなかったエドワードの想いが残るものとなってしまった。
そして、エドワードはベラを守るために自分にも本当に辛い、重い決意をした…
今回もめちゃくちゃ純愛でした~
エドワードを愛し、エドワードと永遠に結ばれるためにバンパイアになりたいと願うベラ。
ベラを愛し、ベラのために彼女を人間のままにしたいと願うエドワード。
エドワードはベラがバンパイアになることを“悲劇”と言い、彼女の願いを却下します。
観ていると、初めのうちは何故?と思うのですけど、次第にその理由が分かってきます。
また、ベラに片想いをしている16歳のジェイコブも大人に向かって大きな成長を遂げます。
今回はこのジェイコブの活躍がいろいろ観られて楽しいです。
このシリーズのファンの間ではエドワードとジェイコブのどちらがいいかという論争があるらしいですけど
「ニュームーン」を観るとどちらもいいなあと思ってしまいます(^^ゞ
何と言うか二人ともベラを大切にしたいという気持ちが真っ直ぐに伝わってくるキャラクターなのです。
ベラの心はエドワードに真っ直ぐ向かっているだけに、ジェイコブの切ない恋にはやられました~
二人の恋と運命も含めて、早く続きが観たいなあと思った1本です。
監督:クリス・ワイツ 出演:クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナー アシュリー・グリーン ピーター・ファシネリ
2009年 アメリカ 原題:THE TWILIGHT SAGA: NEW MOON
(20091216)