バレンタインデー

“バレンタインデー”に沸き立つ一日の愛の行方を描いたラブ・ストーリーです。
小学生の初恋から長年連れ添った老夫婦まで、様々な愛の物語を描いています。
どこかで誰かが繋がっているような複雑な人間関係と豪華なキャストの登場が面白い作品でした。

今日はバレンタインデー。街中が愛にあふれている1日だ。
花屋を営むリード（アシュトン・カッチャー）は一緒に暮らしている恋人モーリー（ジェシカ・アルバ）に
今日こそプロポーズをしようと決めていた。
眠っている彼女に指に指輪をはめようと近づいたリードだったが、犬がほえて失敗。
でも、寝起きの彼女は彼のプロポーズを嬉しそうに受け入れた。
世界中で一番ハッピーな男になったリードは嬉しさを抑えきれない。
職場の仲間たちや親友のジュリア（ジェニファー・ガーナー）に早速報告をすると、
みんな意外そうな顔をしながらも、結婚を心からお祝いしてくれた。
だが、お昼になって彼が家へ立ち寄ると、
そこには荷物をまとめて家を出ようとしていたモーリーの姿があった…

全員が主役を張れるような豪華なキャストたちの演技が楽しかったです～

幸せを前向きに考えようとする花屋の息子リードと、自分のキャリアアップしか考えられないモーリー。
そんな彼らの恋の行方は？
両親の不在で寂しい想いをしている小学生は初恋の相手に想いを告げられる？
小学校の先生をしているジュリア（ジェニファー・ガーナー）の恋の行方は？
他にもFA宣言したスポーツ選手、バレンタイン嫌いなエージェントとＴＶキャスター、穏やかに暮らす老夫婦、
恋の発展を計画している高校生カップルなど、いろいろな愛の姿を見せてくれます。
最後になるほどと思ったのはジュリア・ロバーツとブラッドリー・クーパー。
飛行機の中で知り合った女性兵士と優しい男性にはそれぞれどんな人たちが待っているのか。
意外な相手でちょっと面白かったです。

日本ではチョコレートで告白というのが定番ですけど、
アメリカは花を贈って愛を語るのが定番みたいですね。
まるでクリスマスのように朝から24時間、街中がお祭り気分でみんな笑顔になっていて
こんな平和な日がいつもだったら、みんな幸せになれるだろうなあと思ってしまいました(^^ゞ

それにしても、出演者が豪華でした～
特にアシュトン・カッチャーの笑顔と、バットが似合っていたジェニファー・ガーナーと、
キーボードを前に楽しそうに歌うジェイミー・フォックス、
そして昔の自分の映画と競演するシャーリー・マクレーンが印象的でした。
パトリック・デンプシーがドラマのような外科医の役を演じているのも可笑しかったです。
その他の出演者もそれぞれキャラクターに合っていていい演技を見せてくれました(^^)

私の大好きな「ラブ・アクチュアリー」とはまた違った、軽さと爽やかさの残るラブ・ストーリーに
笑顔で映画館を出てきた1本です(^^)



監督：ゲイリー・マーシャル　出演：アシュトン・カッチャー　ジェシカ・アルバ　ジェニファー・ガーナー　パトリック・デンプシー　ジェシカ・ビール　ジェイミー・フォックス　アン・ハサウェイ　トファー・グレイス　ジュリア・ロバーツ　ブラッドリー・クーパー　エリック・デイン　シャーリー・マクレーン　ヘクター・エリゾンド　エマ・ロバーツ
2010年　アメリカ　原題：VALENTINE'S DAY
（20100216）