パラシュートを背負った傭兵(エイドリアン・ブロディ)が空中から何者かに落とされた。
彼は気を失っていたが、落下している途中で目を覚まして何とか着地する。
落ちたのは南米にあるジャングルのような深い森の中。
歩き始めて間も無く、彼は同じように落とされた者たちに次々と出会う。
彼らはすべて闘いのプロや殺しのプロばかりだった…
日本のヤクザがもの凄く強かったです~
武装した男女の登場から始まる物語です。
誰に何の目的で、武器をフル装備した状態で見知らぬ土地に落とされたのか。
歩くうちに、その土地は太陽系から離れた地球と似た環境の星であることが判明します。
そして、落とされた者が自分たち人間だけではなく、見たことも無い異様な生物も一緒だったことが分かってきます。
そしてとうとう彼らは、自分たちが人間を狩る者たちのゲームの駒にされたのだと気付きました。
彼らは世界各国から集められた戦士や殺人犯です。
みんなそれぞれ戦い方を知っていて、武器に精通しています。
傭兵でリーダー役を担う男にエイドリアン・ブロディ。
こんなに強そうな役を演じているのは初めて観ました(^^ゞ
彼と行動を共にする女性スナイパー役にアリシー・ブラガ。
彼女は先日観たばかりの『レポゼッション・メン』でも活躍していましたけど、
まっすぐに信念を持って生きる役が似合いますね。
その中で不思議なのは日本のヤクザが入っていたことです。
でも、彼はヤクザというよりは侍ですね~
廃棄された宇宙船の中で刀を見つけると、彼はその刀でプレデターと一騎打ちしていました。
かなりかっこ良かったです。
また、先に落とされて生き残っていた男を演じていたローレンス・フィッシュバーンは、
割とあっけない役でした(^_^;)
最初のうちは、プレデターに罠を仕掛けられるなど、うわーと思うシーンも多かったのですけど、
全体的に、闘いに立ち向かいながら死んでいく者が多いので、死のシーンも怖さよりは潔さが残る気がしました。
それはプレデターの特性でもあるのかなあと感じました。
観終った時、この後はどうなるの?とちょっと思った1本です。
監督:ニムロッド・アーントル 出演:エイドリアン・ブロディ アリシー・ブラガ トファー・グレイス マハーシャラルハズバズ・アリ ルーイ・オザワ・チャンチェン ローレンス・フィッシュバーン
2010年 アメリカ 原題:PREDATORS
(20100719)
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