母を亡くして祖母に育てられている妹カタラ(ニコラ・ペルツ)と兄サカ(ジャクソン・ラスボーン)は
食料を手に入れるため狩りをしていた。
氷に覆われた水の国では、食料も貴重なのだ。
二人は氷の上にアザラシの歩いた跡を見つけ辿っていくが、その先には何もいなかった。
だが、不思議に思って立ち止まった二人の足元の下に何か気配を感じる。
すると、氷が割れて水の中から氷に覆われた何かが浮かび上がってきた。
カタラがその氷を割ると光と衝撃が飛び出し、まだ幼い男の子が気を失った状態で現れた…
予想以上にあっさりした展開に、ちょっと笑ってしまいました~
4つのエレメントによって均衡が保たれている世界を舞台にしたファンタジーです。
気・水・土・火の国では、それぞれベンダーと呼ばれる特殊能力を持つ者が生まれています。
中でも特に4つのエレメント全ての能力を持つことの出来るベンダーはアバターと呼ばれ、
世界に平和をもたらす者として人々に敬われていました。
でも、100年前にアバターの宿命を背負った気のベンダーのアン(ノア・リンガー)が修行から逃げ出し、
同時に気性の荒い火の国が世界征服に動き始めました。
そしてほとんどが火の国に占領された今、無事なのは月の精霊に守られた北の水の国しかありません。
100年もの間、眠り続けたアンはこの現実を知り、改めてアバターになろうと決心します。
アンとサカ&カタラの兄妹は水の訓練をするために、北の水の国へと向かいます。
でも、火の国の追っ手はすぐそこまで近付いていました。
それにしても、不思議なあっさり感でした~
まるで16ページくらいの綺麗な絵本を読んだような感じです。
でも、暑い夏の日に何も考えずに観るには良かったかも。
何と言っても氷の世界がメインで、映像がとても涼しそうでした~
それに、主人公を演じるノア・リンガーくんの動きがきれいでびっくりです。
少林寺とか太極拳とかいろいろ出来る子なのかなあとちょっと知りたくなってしまいました(^^ゞ
おそらく好き嫌いが分かれそうなファンタジーなので、
張り切って観に行ってしまうと違う~と思う場合もあるかも知れませんけど、
小学生くらいの子供たちを連れたファミリーが観るには楽しいかも知れませんね。
観終った時、どう見ても途中という終わり方に
いつか続きは創られるのかなあとちょっと思ってしまった1本です(^^ゞ
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:ノア・リンガー デヴ・パテル ニコラ・ペルツ ジャクソン・ラスボーン ショーン・トーブ セイチェル・ガブリエル クリフ・カーティス
2010年 アメリカ 原題:THE LAST AIRBENDER
(20100726)
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