今日はジム(ブルース・ウィリス)とポール(トレイシー・モーガン)が相棒になって9年目の記念日。
そんなことは全く覚えていないジムだったが、いつも愛にあふれているポールはちゃんと覚えている。
ポールは愛情のこもった瞳で見つめながら、ジムにアニバーサリーのカードを渡すと
これから二人でかかろうとしていた取調べで悪役をやりたいと言い始めた。
1ヶ月に及ぶ捜査の甲斐に逮捕したドラッグの売人から、
ドラッグの流れるルートやボスの名を白状させる大切な取調べだ。
無理だと主張するジムを横目に、ポールはひとりで取調室に突入してしまう。
そんなポールに出来るのは、自分の好きな映画から台詞を借りて悪役を演じることだった…
最初から最後まで、めちゃくちゃでした~
出だしからトレイシー・モーガンのコメディで始まります。
数々の映画のパロディで笑わせてくれるのです。
でも、よっぽどの映画通でないと分からないかも知れません。
私はあまり観ていないので、ちょっとだけ笑えました(^^ゞ
そんなコントのコンビのような二人は、捜査に失敗して重要な容疑者を逃がした挙句に
1ヶ月の停職処分を受けてしまいます。
でも、ジムにはそんな余裕はありません。
実は別れた妻のもとで育った可愛い娘の結婚式が控えていたのです。
養育費も払ってこなかったジムにとって、娘に出来る最後の役目は結婚式の費用を払うこと。
でも、停職になってしまうとそれも叶わなくなってしまいます。
ジムは宝物にしていたベースボールカードを売ろうと決心し、馴染みの店へ向かいました。
そこからの展開が可笑しいです。
数万ドルの価値があるカードを売る直前に強盗に襲われて奪われ、
その行方を追いかけていくうちに、麻薬マフィアへと繋がっていきます。世間は狭いものです(笑)
そして、彼らは知らぬ間に麻薬マフィアをつぶしていきました(^_^;)
それにしても、軽かったです(^^ゞ まさにポップコーン・ムービーですね~
元々コミカルな軽さが似合うブルース・ウィリスとコメディで人気のトレイシー・モーガンのペアは
何か憎めない可笑しさで笑わさせてくれました。
でも、やっぱりアメリカンコメディなので、笑えないところもあったかも。
きっと好きな人は大好きなタイプの作品かも知れませんね。
エンドロールが始まってすぐにもうひと笑いありました。
どうせなら、エンドロール後も何かシーンがあったらいいのになあとちょっと思った1本です(^^ゞ
監督:ケヴィン・スミス 出演:ブルース・ウィリス トレイシー・モーガン ショーン・ウィリアム・スコット ギレルモ・ディアス アナ・デ・ラ・レゲラ ケヴィン・ポラック アダム・ブロディ
2010年 アメリカ 原題:COP OUT
(20100825)
→
公式サイトはこちらへ追伸
この映画は試写会で観ました。公開は9月4日以降の予定です。