高校卒業を前にして、ベラ(クリステン・スチュワート)はヴァンパイアになるという決心を固めていた。
たが、その話になる度にエドワード(ロバート・パティンソン)は言葉を濁してしまう。
エドワードは今でもベラのヴァンパイア化を反対していたのだ。
それでも自分を変えて欲しいと願うベラに、とうとうエドワードも譲歩案を出す。
まずは自分と結婚して欲しい、ヴァンパイアにするのはその後という提案だった。
ヴァンパイアになる交換条件は結婚と言われたベラは悩み始める。
若くして結婚することは、普通は妊娠を意味するため、
エドワードと自分に悪い評判が立つと気になってしまったのだ。
そんな些細なことで悩むベラをエドワードは可愛く感じて微笑んだ。
だが、そんな二人の恋を揺るがすような事態が少しずつ近付いて来ていた…
やっぱりベラの決意は強かったです~
ヴァンパイアと人狼に愛された少女の物語“トワイライト”シリーズ第3弾です。
今作は第3弾ですけど、本編が始まる前にとても詳しい解説があります。
なので、前2作を観ていない人やすっかり忘れてしまった人でもOKです。
私もいまいち忘れていたぞと思いながら解説を観ていました(^^ゞ
ヴァンパイアのエドワードと人狼のジェイコブ(テイラー・ロートナー)は、少女ベラを深く愛しています。
ベラの心はエドワードと決まっていますけど、それでもジェイコブは諦めません。
実はベラも自覚していなかったジェイコブへの愛を見抜いていたのです。
しかも、ベラがエドワードを選ぶということは、彼女は死んでヴァンパイアに変わるということです。
ベラをヴァンパイアにしたくないと願っているジェイコブは自分を選ぶよう彼女に必死に訴えました。
同じ頃、近くの都市シアトルで不振な連続失踪&殺人事件が発生します。
カレン一家はそれがヴァンパイアの仕業だと気付きます。
誰が何のために起こしたのか。なぜ、アリスに予知できないのか。
その謎は一人のヴァンパイアへと集約してきます。
それは以前ベラを狙ったためにエドワードが殺したヴァンパイアの恋人・ヴィクトリア(ブライス・ダラス・ハワード)でした。
そして、とうとう一家とヴァンパイア軍団の壮絶な戦いが始まってしまいました(T_T)
それにしても、ベラは相変わらず愛されていますね~
古風な心を持つエドワードと、若さで押す元気なジェイコブはどちらも魅力的ですね(^^ゞ
今作ではジェイコブがどんどんカッコ良くなってきて、ベラが悩むのも納得です。
人としてはやっぱり“太陽のように暖かい”ジェイコブに惹かれてしまうと思うのですけど、
ベラの心はエドワードに向いたまま。
何でだろう…と思っていたら、ラストにちゃんと答えが出ていて嬉しかったです。
思いっきり女子映画だなあと思いながらも、最後までドキドキしていました(^^ゞ
エンドロールの歌を聴きながら、いつまでも幸せな恋が続きますようにと願った1本です。
監督:デヴィッド・スレイド 出演:クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナー アシュリー・グリーン ジャクソン・ラスボーン ピーター・ファシネリ ブライス・ダラス・ハワード
2010年 アメリカ 原題:THE TWILIGHT SAGA: ECLIPSE
(20101110)
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