人気同名コミックを香取慎吾主演で映画化した作品です。
ドラマも見ていなかったのですけど、ちょっと気になるし、もうすぐ終わってしまうし…と考えて、
思わずチャレンジしてみました(^^ゞ
両さんのキャラクターは偉大でした~
出だしから、町内中の店主からツケの支払いで追いかけられるし、偽造アイス棒の件では怒られるし、
小学生と同じノリで怒られている両さん(香取慎吾)。
でも、小学生の心の痛みが分かるのも彼の良いところです。
元気のない子には声をかけて一緒に歩きます。
いまどき、そんなことが出来るキャラクターは両さんくらいですね。
両さんがいるだけで小学生が元気になっていく気持ちはわかるなと感じました。
そんな平和な日常に、突然に沸き起こった誘拐事件。
しかも、犯人が誘拐する子を間違えて、両さんの初恋の人・桃子(深田恭子)の
一人娘が誘拐されてしまったことが判明。
そして、次第に犯人の目的や背景が分かるにつれて、両さん自身も事件に巻き込まれて行きました。
それにしても、明るいキャラクターですね。
あの独特の話し方は苦手ですし、事件そのものは何だかコミカルにも感じたのですけど、
下町の人との触れ合いや笑顔がとても心地良かったです。
いたずらっ子たちも可愛いし、登場する人たちにも悪い人はいないし、
何と言ってもワンシーンだけ登場した両さんの両親の台詞には思わず爆笑してしまいました。
また、全体的に明るさを感じると同時に“大人としての責任ある行動”という台詞が印象に残りました。
エンドロールに映し出される亀有の商店街の人々の笑顔が楽しかったです。
たくさんの笑顔に癒されながら、最後までニッコリしていた1本です。
監督:川村泰祐 出演:香取慎吾 深田恭子 香里奈 速水もこみち 伊武雅刀 谷原章介 平田満 沢村一樹 夏八木勲
2011年 日本
(20110906)
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