ハル・ジョーダン(ライアン・レイノルズ)は元空軍のテストパイロットで、
商品である戦闘機をいつも乗り回していた。
彼の父も同じテストパイロットだったが、彼が幼い頃に飛行機事故で亡くなっており、
その記憶は彼の奥底で恐怖となって常に潜んでいる。
だが、彼は持ち前の負けず嫌いと見かけの明るさで、その恐怖を覆い隠していた。
そんな彼が空軍に売り込む大切なテスト飛行に臨んだ時、無謀な飛行をしてテスト機を破壊してしまう。
そして、その夜、海岸に一機の宇宙船が墜落した…
宇宙も一気に旅が出来る指輪の威力がすごかったです~
宇宙の平和を守る“グリーン・ランタン”に突然に選ばれてしまったハルの活躍を描いた作品です。
指輪に選ばれて、最初は面白半分に“グリーン・ランタン”の秘密を知ったハル。
でも、彼は“グリーン・ランタン”のリーダーであるシネストロ(マーク・ストロング)から
最大の弱点である“恐怖”を持っていることを指摘され、一気に挫けてしまいます。
一時は“グリーン・ランタン”を辞めようと弱気になるのですけど、
愛する彼女のキャロル(ブレイク・ライヴリー)と大切な地球を守るため、
彼は恐怖を勇気で克服して戦う決意をしました。
それにしても、地味なコスチュームですね(^^ゞ
あんなにパワーがあって、太陽にも打ち勝つほどに凄い闘いをするなら
もうちょっとカッコいいコスチュームでも…とちょっと思いつつも、
圧倒的な緑のパワーが楽しかったです。
何と言っても、指輪一つで宇宙に軽々と飛んで行って戦うパワーを持ってしまうなんて凄いですよね~
また、すぐに挫けてしまうようなヒーローらしくないハルの普通っぽい性格も面白かったです。
突然に指輪に選ばれてしまって、やりたくも無い戦いに否応無しに巻き込まれて、
最後には命を掛けてものすごく巨大なパワーを持つ敵に意志の力で立ち向かうなんて、
まるで「指輪物語」みたいだなと思いながら観ていました。
でも、全く悲壮感が無いのはハルのキャラクターとアメコミらしい展開だからでしょうか。
そんなハルの活躍はスーパーマンのようで楽しかったです。
観終わった時、エンドロール前に出て来たシーンの続きが知りたいなあとちょっと思った1本です。
監督:マーティン・キャンベル 出演:ライアン・レイノルズ ブレイク・ライヴリー ピーター・サースガード マーク・ストロング ジェイ・O・サンダース ティム・ロビンス
2011年 アメリカ 原題:GREEN LANTERN
(20110914)
→公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/greenlantern/index.html