3人の上司たちは本当に“モンスター”でした^_^;
とてつもなく酷い上司を持ってしまった3人の男たちの物語です。
チラシにも書いてありましたけど、それぞれ“パワハラ”“セクハラ”“バカハラ”の上司です。
“パワハラ”上司のデイヴを演じているのはケヴィン・スペイシー。
毎朝6時に出勤して仕事を片付けている部下ニック(ジェイソン・ベイトマン)に
2分遅刻したと言ってねちねちと虐めます。
しかもデイヴに言いつけられた仕事のためにニックが祖母の死に目に間に合わなかったと訴えた時、
ニックの祖母の呼び名が可笑しいと吹き出す始末。
とうとうニックはデイブに激しい憎しみを持ちます。
そんなデイブの意地悪度と妙な迫力は、さすがはケヴィン・スペイシーという感じでした^_^;
“セクハラ” 上司のジュリアを演じているのはジェニファー・アニストン。
彼女は歯医者なのですけど色情魔で、婚約したばかりの歯科助手のデール(チャーリー・デイ)に
結婚式までに私を抱けと脅します。
彼女は美人でプロポーションも抜群なので、そういうことが好きな男にはたまらないと思うのですけど、
デールにとっては彼女に迫られるのは嫌がらせなのです。
そして、どんどんパワーアップするジュリアに、彼は精神的に追い詰められていきます。
“バカハラ” 上司のボビーを演じているのはコリン・ファレル。
社長の息子なのですけど、まさしく遊ぶことしか考えていないタイプで、
自分の遊ぶ金欲しさに人件費を減らそうと、差別的に社員をリストラしようとします。
しかも、安ければ南米の国に産業廃棄物を不法投棄させろと言い始める始末。
全くもって会社のことを考えていない上司をコリン・ファレルが憎たらしく演じていました^_^;
それにしても、ひどい上司たちですね。彼らのあまりの過激さにびっくりしました~
死んで当然とかは思いませんでしたけど、殺したくなるのも納得の酷さです。
そして、本当に豪華なキャストたちでした。
中には、なぜこんな役を引き受けた!?とか思うような人もいて驚きました(^^ゞ
アメリカらしいコメディなので、途中、微妙に笑えないところがありつつも、
それぞれの上司たちの結末はなかなか面白かったです。
あと何気に映画のタイトルがいろいろ登場するのも楽しかったです。
観終わった時、私は良い上司に恵まれていて良かったなと現実を振り返ってしまった1本です。
監督:セス・ゴードン 出演:ジェイソン・ベイトマン チャーリー・デイ ジェイソン・サダイキス ケヴィン・スペイシー ジェニファー・アニストン コリン・ファレル ジェイミー・フォックス ドナルド・サザーランド ジュリー・ボーウェン ヨアン・グリフィズ
2011年 アメリカ 原題:HORRIBLE BOSSES
(20111213)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/horriblebosses/index.html