ベン・スティラー主演のコミカルなクライムストーリーです。
予告編を観て、何だか楽しそうな泥棒ごっこだなと気になっていました。
まんがっぽくて軽い展開に、ちょっとクスっと笑ってしまうような作品でした。
マルサだったらすぐに見つけそうだなあと思ったりもしました(^^ゞ
詐欺師だった大富豪から、盗まれた財産を取り戻そうと頑張る物語です。
超高級マンション“ザ・タワー”のペントハウスには投資家で大富豪のショウ(アラン・アルダ)が住んでいた。
勤める従業員たちはみんな真面目に働いている人ばかり。
主人である住民たちのリクエストに答えながら忠実に仕事をこなしていました。
でも、ある日ショウがFBIから巨額の詐欺容疑で逮捕されてしまいます。
しかも、タワーで信頼の厚かった彼は、タワーの従業員の年金や財産の投資を引き受けていて、
その金も全て失っていたのです。
未来の蓄えを失った従業員たちはみな肩を落とします。
しかも、ショウ自身は有力な友人たちの力で不起訴になりそうなのです。
自分たちの財産を奪って涼しい顔をしているなんてと、従業員たちをまとめるマネージャーの
ジョシュ(ベン・スティラー)は怒りを覚えます。
そんな時、彼はショウがペントハウスにこっそり財産を隠しているという情報を聞きつけました。
それにしても、軽いですね~
それはありえないでしょうという展開なのですけど、大掛かりな仕掛けだけにちょっと引き込まれました。
しかも、役者が揃っているだけにダメダメ度もぴったりで、つい笑わされてしまいます。
泥棒決行日がお祭りの日だけに、実行シーンの雰囲気もゆるくて楽しかったです。
観終った時、従業員たちの喜ぶ笑顔はやっぱりいいなあとニッコリした1本です。
監督:ブレット・ラトナー 出演:ベン・スティラー ケイシー・アフレック マシュー・ブロデリック マイケル・ペーニャ エディ・マーフィ アラン・アルダ ティア・レオーニ ガボレイ・シディベ
2011年 アメリカ 原題:TOWER HEIST
(20120209)
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