ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵

1989年から連載されていた人気コミックを３部作で映画化したダークファンタジーアニメの第一弾です。
原作コミックもテレビアニメも未見なのですけど、ついチャレンジしてしまいました。
出だしからハードな戦闘シーンに目を丸くしながら、主人公たちの心の行方を見つめていました。

美しい外見とは対照的なそのキャラクターの怖さにぞっとしてしまいました。

王国が覇権を求めて戦争を繰り返している戦乱の世で、自分の野望をかなえようとするグリフィスと
強いけれど無謀な戦いばかりをしていたガッツとの出会いを描いた物語です。
正直、この世界は全く知らなかったので、ちょっとネットで調べてから観ました(^^ゞ
20年以上続く原作の中で、今回の映画は“黄金時代”を描いていて、
この壮大なるファンタジーの初期の時代にあたるそうです。

映画のストーリーは戦争と二人の出会いと友情、そしてすれ違う心の行方を描いていました。
いつかは自分の国が欲しいと夢を語るグリフィスと、自分の生い立ちに深い心の傷を持つガッツ。
グリフィスに強く請われて彼の率いる“鷹の団”に加わったガッツは、
やがて彼に強い友情を感じるようになります。
他の仲間から見ていても妬けてしまうほど、二人の絆はとても強いと感じられるほどでした。
でも、ガッツがとても厳しい仕事を終えた時、その友情は一方通行だったのではないかという会話を
密かに聞いてしまいました(>_<)

それにしても、戦闘シーンがすごかったです～
かなりハードだったので、私にはちょっときつかったかも^^;
でも、グリフィスとガッツの友情の行方はとても気になりました。
そして、この世界はこれからどうなってしまうのだろうと考えてしまいました。

まだまだ序盤のストーリー展開に、今後の続きがとっても気になってしまった1本です。



監督：窪岡俊之　声の出演：岩永洋昭　櫻井孝宏　行成とあ　梶裕貴　寿美菜子　藤原貴弘　松本ヨシロウ
2011年　日本

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