ニコラス・ケイジ&ニコール・キッドマン主演のサスペンスです。
この二人が主演なのでどうだろうなあとチャレンジしてみました。
原題は“不法侵入”。一体誰が本当の首謀者なのか二転三転していく展開のストーリーでした。
観終った時、ニコール・キッドマンの出演の意味が分かった気がしました。
ダイヤモンドのトレーダーで成功しているカイル(ニコラス・ケイジ)は妻サラ(ニコール・キッドマン)と
ティーンの娘エイヴリー(リアナ・リベラト)と共に、サラの設計した豪邸で暮らしていました。
そんなある日、保安官を装った強盗団が家へ押し込んできます。
準備万端で武装してきた彼らは、早速オフィスに乗り込んで金庫を探し出すと、
カイルに銃を向けながら開けろと脅します。
でも、何とそのカイルの答えはNOでした。
それにしても、何だか遣る瀬無い物語でした(-_-)
何故、首謀者であるエライアス(ベン・メンデルソーン)が強盗をせざるを得なくなったのか。
何故、この家が選ばれたのか。
物語が進むにつれて、その謎が少しずつ明らかになってきます。
また、カイルが金庫を開けない本当の理由も明らかになります。
その時、ニコール・キッドマンの演じるサラの美しさがこの作品に必要だったことを理解しました。
そして、サラと共に生きる幸せを願う気持ちは、そこまで人を動かすものなのかと思いました。
観終った時、このカイルは立ち直れるだろうかと考えてしまいました。
う~ん、どうかなあとニコラス・ケイジの顔を思い浮かべながら微妙に思ってしまった1本です。
監督:ジョエル・シューマカー 出演:ニコラス・ケイジ ニコール・キッドマン ベン・メンデルソーン カム・ジガンデイ リアナ・リベラト ジョルダーナ・スパイロ ダッシュ・ミホク
2011年 アメリカ 原題:TRESPASS
(20120623)
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