機動警察パトレイバーの劇場版第2弾です。
そう言えば、この作品は観たことが無かったと気付き、急に観たくなってチャレンジしてみました。
(何故かDVDを持っていたのです(^^ゞ)
20年前の作品とは思えないほど、リアルで面白くて怖い物語でした。
何だか本当にありそうな展開なのが怖かったです。
ある小隊が激戦で壊滅していくところから始まる物語です。
壊滅したシーンから切り替わると日本の風景と特車二課の訓練が映し出されていきます。
悲惨な戦闘から、戦争とは無縁の平和な日常?と思っていたら、
夕方のラッシュアワーの中、突然にベイブリッジが爆破されてしまいました(T_T)
誰が何故、どうやって橋を爆破したのかという疑問が浮かぶ中、
特殊な部署に所属している荒川という警察官が特車二課にやって来ます。
彼は後藤と南雲を呼び出すと、捜査に協力して欲しいと話し始めます。
実は容疑者と思われる者が、過去に南雲と親しくしていた元自衛隊員の柘植という男だったのです。
後藤は捜査を拒みますけど、捜査を主張する南雲に負けて動き始めます。
でも、やっぱり柘植の狙いは何か分かりません。
そして捜査が滞る中、政治的な判断もからんで、ますます状況は混とんとして行きました。
それにしても、何だか怖い世界ですね。
何が起きているのか分からないまま、街がどんどん壊されて行きます。
橋を中心とした幹線道路と通信・放送設備が破壊され、人々は情報の無いまま立ち尽くすしかありません。
そんな中、少ない情報を手掛かりに首謀者へと向かっていく特車二課の活躍には最後までワクワクでした(^^ゞ
これが20年前の作品とはすごいなあと改めて思いました。
観終わった時、すぐにもう一度ゆっくりと観直してみたくなった1本です。
監督:押井守 声の出演:大林隆之介 榊原良子 冨永みーな 古川登志夫 池水通洋 二又一成 郷里大輔 千葉繁 阪脩 西村智道 竹中直人 根津甚八
1993年 日本
(20130304)