チャレンジしてから、書くまでにちょっと時間が過ぎてしまいました^_^;
一人の少年の死から始まる物語です。
カンナ(長澤まさみ)と春田(高良健吾)は団地住まいで家が隣同士の同級生。
幼い頃から仲が良く、15歳の高校一年になっても気の置けない関係が続いていました。
二人はクラスで出会った同級生の朝美(波瑠)や真山(中村蒼)と仲良くなり、4人で行動するようになります。
でも、4人で縁日に行った時、カンナは真山に来週は二人きりで行こうと誘われます。
戸惑いながらも、カンナは誘われるまま翌週の夜に真山と待ち合わせます。
そして、真剣な表情の真山に告白されました。
でもその時、自転車に乗りながら携帯をいじっていた春田が交通事故に遭います。
浴衣を着たままのカンナが病院に駆けつけた時、すでに春田は亡くなっていました。
揃って来たカンナと真山に、朝美は春田が大変な時に何をしていたの?と詰ります。
そして、自分の携帯のメール着信に気付いたカンナが確認すると、それは春田からのメッセージでした(T_T)
それにしても、切ない物語ですね。
カンナが悪い訳では無いのに、彼女はずっと強い罪悪感を持ち続けます。
そのまま恋を寄せ付けずに時を過ごし、社会人になってしまいます。
社会人になって真面目に働いていますけど、心の傷はそのまま残ってしまっています。
8年ぶりに再会した朝美は、カンナが未だに春田の死に捕らわれているのを感じて、
まだ15歳だねと呟いていました(T_T)
そんなカンナの転機は赤沢禄(岡田将生)との出会いです。
取引先の担当者である禄は、出会った時は酔っ払い、次に会った時は失礼な人と最悪な出会いでしたけど、
深いところで自分の心を理解してくれる人でもありました。
二人はお互いに気になる存在になって行きます。
そんな二人の心の行方に引き込まれました。
そして、何と言っても主演の二人が素敵ですね~。
カンナを演じた長澤まさみさんの素直な雰囲気が可愛い上に、
岡田将生さんの王子様っぷりがめちゃくちゃカッコいいです。
この二人だからこその雰囲気が何とも素敵でした。
本当にキラキラしているなあと思わずニッコリしてしまいました(^^ゞ
親しい人の死は辛いことだからこそ、受け止めて想い出を大切しなくてはならないと改めて感じました。
観終った時、笑顔で終われる物語でよかったとほっとした1本です。
監督:新城毅彦 出演:長澤まさみ 岡田将生 波瑠 中村蒼 平田薫 田山涼成 和田聰宏 MEGUMI 池脇千鶴 高良健吾
2013年 日本
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