いえいえ、それはかなり酷いでしょう!?と思ってしまいました(笑)
クリスマスのディナーでコリンヌ(アリス・ポル)のゲストとして招待した女性の上司が
楽しさそっちのけで泣き出すところから始まる物語です。
その上司は夫に捨てられて独身に戻り、日々孤独感に苛まれていました。
必死に新しい恋をしようと頑張っても相手に恵まれないというのです。
一人で悲しみに浸りながら喋り捲る彼女に、コリンヌの家族はうんざりし始めました(-_-;)
でも、その話を聞いたコリンヌの母は代々この家に続く呪いのようなジンクスを教えようとします。
そのジンクスとは「一度目の結婚は必ず失敗する」というものでした^_^;
そこで、コリンヌはこのジンクスに抗おうとした自分の姉イザベル(ダイアン・クルーガー)の話を始めます。
それは、かなり途方も無い結婚までの道程でした。
それにしても… ダイアン・クルーガー扮するイザベルって、かなり過激な人ですね~
10年同棲したラブラブの恋人と家族になりたいけれど、ジンクスの不安から結婚へ踏み切れません。
でも、どうしても結婚したくなった彼女は、本命の彼と結婚する前にバツイチになろうとします。
結婚して即離婚という計画を実行するために目を付けられたのがジャン=イヴ(ダニー・ブーン)でした。
最初はイザベルがジャン=イヴに振り回され、その後はジャン=イヴがイザベルに振り回され、
二人でドタバタしながら、ケニアやロシアで非日常の体験をしていきます。
特に決まったルールの中で安定した10年間を過ごしてきたイザベルにとっては思いがけないことばかりで、
心境の変化も納得かなあと思ってしまいました(^^ゞ
そして、何と言ってもダニー・ブーンがコメディアンだと分かっているからこその笑いがいっぱいありました。
だって、ジャン=イヴに嫌われようとするイザベルの仕打ちがかなり凄いのです(T_T)
頭や顔をそんなふうにされたら… 人によっては裁判沙汰かも。
でも、ジャン=イヴは気の利かない変な人なのに、妻となったイザベルにはえらく辛抱強かったです(^^ゞ
エンドロールのNG集も楽しかったです。
観終った時、やっぱりフランス映画はラブコメも過激ねとちょっと思った1本です。
監督:パスカル・ショメイユ 出演:ダイアン・クルーガー ダニー・ブーン アリス・ポル ロベール・プラニョル ジョナタン・コアン ベルナデット・ル・サシェ エチエンヌ・シコ ロール・カラミー マロン・レバナ
2012年 フランス 原題:UN PLAN PARFAIT/FLY ME TO THE MOON
(20140923)
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