やっぱり、神さまなんていらないと思ってしまうよねと思ってしまいました(-_-;)
高畑瞬(福士蒼汰)の日常から始まる物語です。
彼はいつも退屈な毎日にウンザリしていました。でも、その日常が突然に崩れ去ります。
授業中の先生が殺され、その代わりに教壇にだるまが出現したのです。
“だるまさんがころんだ”と言い終わってだるまが振り向いた時に動いた生徒がいると、
その子はだるまに睨まれ、頭が無くなっていました(>_<)
次々と生徒たちが死んで教室は赤いビー玉の海になっていきます。
そんな中、唯一冷静だったのは高畑とそこそこ仲の良いサタケ(染谷将太)でした。
何故、どうして、と叫んで動いてしまう生徒はみな死んでしまいます。
でも、今はそれは無し!とにかく冷静にと語る彼の言葉に、何とかみんなも落ち着こうとします。
でも、続けてサタケがだるまの後ろに付いているタイマーと押しボタンのことを指摘すると、
教室はまた絶望に満たされていきました。
それにしても、突然にこんな状態になるなんて嫌ですね…
しかも、だるまとか招き猫とかこけしとか、大人しそうな顔をしてみんな残酷です。
次々とあっけなく生徒たちが死んでいく様子に、まるで何かのゲームのようだと思いつつ
そこに参加させられた生徒たちにとっては、このゲームが現実なのだなと思うと恐ろしかったです。
この現象は世界中の高校で発生して全世界の社会問題になっていきます。
そして、同時に謎の巨大な立方体が空に出現してマスコミが映像を流し始めると、
楽しそうに顔を輝かせながら野次馬が集まってきます。
その、たくさんの死をゲームのように楽しんでしまう人々の様子が一番怖かったです(-_-;)
ただ、そんな死のゲームに最後まで参加させられた生徒を演じた福士蒼汰さん、神木隆之介さん、
山崎紘菜さんはやっぱり良かったです~
3人の佇まいにずっと惹かれながらスクリーンを見つめていました。
そして観終った時、参加させられる生徒にも、顔を輝かせる野次馬にもなりたくないなあと感じた1本です。
監督:三池崇史 出演:福士蒼汰 山崎紘菜 神木隆之介 優希美青 染谷将太
2014年 日本
(20141122)
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