榎屋克優著の人気コミックを入江悠監督&野村周平主演で映画化した青春ドラマです。
予告編を観て、めちゃくちゃだなあと圧倒されていました(^^ゞ
主人公になりきった野村さんのビックリな演技と二階堂ふみさんのさすがの存在感に
ロック魂が織り込まれたパワフルな作品でした~
とてつもなくヘタれな奴らでした^^;
高校の頃からのロックバンド仲間と東京に出てきた3人組の物語です。
でも、彼らは全く目が出ません。
まあ、歌も技術も無いしカッコいい訳でもないので、仕方ないのですけど(^^ゞ
お金が無くなって住む家も無くなり、馴染みのライブハウスの片隅に居候させてもらって
奴隷のように掃除させられていても、彼らのロック魂は消えません。
そんなある日、3人の前に酒乱の美少女が現れます。
彼女はマイクを奪うと会場を沸かせるような歌を歌います。
そして、3人を批判してめちゃくちゃなバトルをしますけど、
そんな彼女にも彼らの熱い想いだけは届いていました。
それにしても、熱い!笑えるほど熱いです~
この魂の歌、天まで届けという感じです♪
例え歌や技術は拙くても心だけは負けていません。
いや、普段は負けているかもしれないけれど、やるときはやります。
だから、笑顔を届けられる。その心意気が最高でした~
究極のへたれキャラは、普段の姿勢から可笑しいです。
イライラするけど応援もしたくなるのが魅力ですね。みんないい奴ですし。
いやいや、多少は心がねじ曲がっているところがある気もしますけど^^;
でも、諦めずに頑張っているから、結局奴らは偉いのです~と観終わった時に感じた1本です。
監督:入江悠 出演:野村周平 二階堂ふみ 前野朋哉 岡本啓佑 落合モトキ 古舘佑太郎 喜多陽子 毬谷友子 蛭子能収 竹中直人
2014年 日本
(20141123)
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