アダム・サンドラーの演じる靴を修繕する靴屋さんが主人公のヒューマンコメディです。
“魔法のミシン”って楽しそうだなと気になっていました。
一体、どうやって終わるのだろうと思いながら観ていたら、ちょっとビックリな展開になって行きました~
ダスティン・ホフマンってこういう楽しそうな作品が似合うなあと思ってしまいました(^^ゞ
ある靴屋さんの朝から始まる物語です。
失踪した父の後を継いで4代目の靴職人となったマックス(アダム・サンドラー)は
今日もやる気の無い顔をしながら店を開けました。
昔ながらの店が並ぶブロックにある靴屋さんでしたけど、最近は再開発の波が近付いていました。
ある日、いつもの通りに仕事をしていると、初めての客が修理のためにやってきました。
その客はとても態度が悪く、マックスを不愉快にさせます。
しかも、今日の閉店時間6時に靴を取りに来るから、それまでに仕上げろと指示します。
仕方なく引き受けたマックスでしたけど、修理の途中で電動ミシンが壊れてしまいました(T_T)
すぐにミシンの修理を依頼しましたが、明日にしか来られないと言われてしまいました。
困ったマックスは地下の物置スペースにある古びた足踏みミシンのことを思い出します。
そのミシンの使い方は幼い頃に父から教わっていました。
そして、何とか足踏みミシンで靴の修理を終えると、煩い客が来るのを待ちました。
それにしても、童話の世界のような物語でした~
父に捨てられたという経験から、自分の仕事にも人生にも何となく希望を見出せないマックス。
彼がある日、倉庫に眠っていた足踏みミシンを使ってみたことから人生が変わります。
そのミシンで修理した靴を履くと、靴の持ち主に変身できるのです。
最初は自分が楽しむことだけにその魔法を使っていた彼は、偶然にある計画を知ったことから
人を助けるために動き始めます。
その彼の変化は彼の人生そのものを変えていきました。
途中で、お父さん、それで良かったの!?と思ったりもしましたけど、まあいいかとラストを迎えました(^^ゞ
観終った時、自分でダメ人間だと決め込んでいたマックスには、それを打ち破る行動力があったのだなあと改めて感じた1本です。
監督:トム・マッカーシー 出演:アダム・サンドラー ダスティン・ホフマン スティーブ・ブシェー メソッド・マン エレン・バーキン メロニー・ディアス ダン・スティーヴンス リン・コーエン
2014年 アメリカ 原題:THE COBBLER
(20150717)
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