クリス・コロンバス監督&アダム・サンドラー主演のファンタジーっぽいSFアクションです。
予告編を観て、こんな可愛いゲームのキャラクターが地球を襲ってくるの!?と気になっていました。
予想通りに可愛くて凶暴なパックマンが街を破壊していく様子に、
恐いはずなのに恐くないなあと笑ってしまいました(^^ゞ
巨大なパックマンは、破壊力も強大でした~
幼い主人公が近所の友達と新規開店のゲームセンターに向かうところから始まる物語です。
少年だったサムはアーケードゲームに対戦させると、すぐにパターンを見破って無敵になります。
その才能はゲームの全国大会で決勝戦に残るほどでしたが、決勝ではドンキーコングで負けてしまいます。
砕かれたサムの自信は彼のその後の人生に暗い影を落としました。
それから数十年が過ぎた時、サムは依頼客の家を訪問して電気製品の配線を行うようなしがない技術者になっていました。
今日の依頼は、夫が浮気して離婚した妻と小学生の息子の家です。
サムは息子相手にジョークを連発しながら挨拶をし、愉快に仕事を終えて母親にサインを貰おうとしたところ、
彼女はクローゼットに隠れて泣きながら酒を飲んでいました。
気の毒に思ったサムが彼女の愚痴を聞きながら酒を酌み交わした挙句に険悪な雰囲気になった時、
サムの携帯にホワイトハウスへ行けとメッセージが入ります。
グアムの軍の施設が何者かに攻撃されて壊滅的な被害を受けたのです。
そして、サムと母親は互いにけん制し合いながら別々にホワイトハウスへと向かいました。
それにしても、さすがはクリス・コロンバス監督ですね~
設定はSFですけど、どう観てもこれは大人向けのファンタジーです。
ゲームをしたことがない私でも判るようなキャラクターがいっぱいです。
当時、ゲームに夢中になっていた人には最高な絵ですよね(^^ゞ
本当は危機的状況なはずなのに、何だか楽しくてワクワクします。
そして、こんな設定を大掛かりに創ってしまうなんて監督さんたちは凄いなあと思ってしまいました(^^ゞ
観終わった時、大人が思いっきり童心に帰れる作品だったなあとニッコリした1本です。
監督:クリス・コロンバス 出演:アダム・サンドラー ケビン・ジェームズ ミシェル・モナハン ピーター・ディンクレイジ ジョシュ・ギャッド ブライアン・コックス ダン・エイクロイド アシュリー・ベンソン デニス・アキヤマ
2015年 アメリカ 原題:PIXELS
(20150914)
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