“友情 努力 勝利”って本当に青春だなあと思ってしまいました(^^ゞ
主人公二人の日常から始まる物語です。
高校生2年生の真城最高[サイコー](佐藤健)はクラスの中でも目立たない男の子。進路も未定です。
そんなサイコーが進路指導から誰もいない教室へ帰ってくると、高木秋人[シュージン](神木隆之介)が
サイコーの机に座って彼が授業中に落書きしていたノートを読んでいました。
そこにはサイコーの片想いの相手で同じクラスの亜豆美保(小松菜奈)の似顔絵が描かれています。
慌てて駆け寄ろうとしたサイコーに、シュージンは俺と組んで漫画家になろうと声を掛けます。
彼は驚くサイコーに、自分は文才があるが絵は下手だから、原作=自分、
作画=サイコーで漫画家のコンビになろうと言うのです。
でも、サイコーは頑なに漫画家になることを拒否しました。
諦めきれないシュージンがサイコーを口説きながら廊下を歩いていると、亜豆とすれ違います。
その時、突然にシュージンが、俺たちコンビで漫画家になると彼女へ宣言してしまいます。
すると彼女はその夢を応援すると言い、彼女自身も声優への夢へ向かっているところだと告げます。
やがて、自分たちのマンガがアニメ化された時に彼女がヒロインの声を担当してくれたらと盛り上がり、
そのままの勢いで、夢が叶ったら俺と結婚してくれと思わずサイコーが亜豆に告白すると、
彼女は笑顔で待ってると答えました。
それにしても、楽しい作品でした~ マンガへの熱い想いでいっぱいです。
無条件にサイコーとシュージンの二人を応援したくなります。
あまりのハードさにサイコーの身体が追いつかなくなった時、そのマンガへの熱が
マンガ家仲間や編集部を動かしていく展開にもドキドキしました。
あと、マンガを描いている時に登場する映像や架空の戦いのシーンもワクワクしました。
エンドロールの映像まで工夫がしてあって楽しかったです。
観終った時、こんなに苦労するのに漫画家になりたいって思うのも解るなあと感じた1本です。
監督:大根仁 出演:佐藤健 神木隆之介 染谷将太 小松菜奈 桐谷健太 新井浩文 皆川猿時 宮藤官九郎 山田孝之 リリー・フランキー
2015年 日本
(20150926)
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公式サイトはこちらへ http://bakuman-movie.com/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は10月3日以降の予定です。