心優しい巨人の笑顔がとても印象的でした(^^)
孤児院で暮らすソフィー(ルビー・バーンヒル)は夜中になっても眠れない少女です。
誰もが眠りに付く夜中には、ベッドに潜って懐中電灯で読書しながら時間を過ごしています。
今日も忘れっぽい院長先生の代わりに戸締りをしてベッドに潜ると、窓の外で何かの気配を感じました。
窓に近付いていはいけない… 覗いてはいけない… とつぶやきながらも好奇心に負けて外を見た彼女は
そこに見たことも無い巨人の姿を見つけてしまいます。
慌ててベッドに隠れたソフィーでしたけど、巨人の大きな手でベッドカバーごと捕まえられてしまいます。
巨人は彼女を布でくるんだまま移動を始めると、海を越えて未知の国にある自分の家へとたどり着きました。
身の危険を感じたソフィーが逃げ出さなくちゃと考えているそばから、
逃げられないよと言う言葉と共に、巨人は不思議なキュウリの料理を創り始めました。
それにしても、不思議な物語でした~
夜の不思議な雰囲気と人目を忍ぶ巨人の鮮やかな身のこなしに引き込まれたと思ったら、
あの気持ち悪いおばけキュウリに引いてしまいました(笑)
あれしか食べるものが無いなんて、巨人のBFGは気の毒です。
しかも、巨人だと思って観ていたら、他の意地悪な巨人たちの登場にびっくり。
悪い奴ほど大きいなんて、さらにBFGが気の毒になってしまいました^_^;
多分、ソフィーも心優しいBFGの境遇を本当に気の毒に思ったのですね。
さらに意地悪な巨人軍団の大好物が人間の子供と知ってからは人類の敵扱いになっていきます。
その後のソフィーの大胆な作戦とヘリコプターの登場にはさすが!と思ってしまいました(^^ゞ
そして、何と言ってもマーク・ライランスの表情が最高です!
どんなに大きな巨人でも、あの笑顔で癒されてしまいますね(^^)
たくさんの夢が飛んでいる美しいシーンにわくわくしたり、とある豪華な朝食のシーンに笑わされたりと
楽しいシーンも多くて見応えがありました。
観終った時、スピルバーグにはいつまでもこういう作品を創って欲しいなあと思った1本です。
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:マーク・ライランス ルビー・バーンヒル ペネロープ・ウィルトン レベッカ・ホール レイフ・スポール
2016年 アメリカ 原題:THE BFG
(20160919)
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公式サイトはこちらへ http://www.disney.co.jp/movie/bfg.html