1970年代の東南アジアを舞台に、未開の島へ行った調査団の運命を描いたアドベンチャーです。
予告編を観て、キングコングってこんなに大きかった!?と気になっていました。
異世界の強敵だけではなく、人間の狂気とも闘わなくてはならないキングコングって大変だなと思いながらも、
スクリーンから伝わってくるコングのパワーに圧倒されるような作品でした。
1970年代のアメリカはベトナム戦争の終結とソ連への対抗意識で揺れていました。
そんな混乱の中、研究者ビル・ランダ(ジョン・グッドマン)は長年調査をしたいと願っていた
謎の島への渡航を議員へ申し出ます。
しぶしぶ申し出を受理した議員へ、ビルは渡航の条件にベトナムから帰還する兵士の同行を依頼しました。
また、同時にビルは案内役として元兵士のジェームズ・コンラッド(トム・ヒドルストン)を雇います。
議員には言っていませんでしたが、その島にはビルの運命を歪めた未知の巨大生物が
存在しているのではないかという予想を立てていました(-_-)
それにしても、迫力の戦いですね~
島の守護神であるキングコングと、異世界からの魔物のようなスカル・クローラーとの闘いは圧巻でした。
とにかく、圧倒的に大きくて不死身のように強い。パワフルそのものです。
しかも、島の生き物を脅かす敵を倒すために闘うなんて、まさに“神”。
ちっぽけな人間なんて、口を開けて戦いを見つめているしかありません。
狂気に駆られて最後までキングコングを敵視していたパッカード大佐の運命も納得でした^_^;
今回の出来事は研究者ビル・ランダが島へちょっかいを出してしまったことから発生した悲劇です。
唯一救いだったのは、第二次世界大戦の生き残り兵士ハンク・マーロウ(ジョン・C・ライリー)が
数十年ぶりに祖国へと帰還できたこと。
エンドロールで流れる家族との再会シーンはとても優しくていいシーンでした。
エンドロール後の映像では、未確認動物のいそうな島がまだまだあると言っていました。
観終った時、次はどんな物語が待っているのだろうと気になった1本です。
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ 出演:トム・ヒドルストン ブリー・ラーソン サミュエル・L・ジャクソン ジョン・グッドマン ジョン・C・ライリー トビー・ケベル コリー・ホーキンズ
2017年 アメリカ 原題:KONG: SKULL ISLAND
(20170331)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/