今日はスーザンが待ちに待った結婚式。
ローカルチャンネルのキャスターである愛しき婚約者デレクと行くハネムーンを楽しみにしていた。
教会の外で一人想いを巡らせていると、デレクが話があると言って来た。
実はハネムーンの場所を憧れのパリではなく国内にしたいと言うのだ。
がっかりしたスーザンだったが、それがデレクの夢でもある全国ネット放送のキャスターへの
ステップアップのためと知り、笑顔で承諾をした。
話が終わってデレクが教会へ戻った時、空から隕石が落下してきた。
隕石は逃げるスーザンを下敷きにしたが、次に気付いた時は隕石は消えて
スーザンは無事に意識を取り戻した。
だが、スーザンは何故か緑色に光っていた…
突然、巨大になってしまったスーザンの気の持ちようが面白かったです。
スーザンは結婚式当日に突然、ウルトラマンのように巨大になってしまいます。
そのまま軍に連れ去られ、モンスターとして隔離されてしまいます。
その施設にはモンスター仲間がいるのですけど、いまいち頼りない奴ばかり。
でもみんな気が良いところもあるので、彼女も打ち解けて行きます。
そんな時、地球に落ちたエネルギー源を追って、邪悪なエイリアンが地球を侵略し始めます。
そしてエイリアンに対抗するため、スーザンとモンスターたちが立ち上がるのです。
私が観たのは2D版なのですけど、出だしから3D版を意識したような映像で
これを3Dで観たらアトラクションのように楽しいだろうなあと思いました。
ただ、日曜日の昼間に観たので子供たちが多かったですけど、あまり笑いが無かった気が…
よく考えると今の子供たちは『未知との遭遇』や『ビバリーヒルズ・コップ』の
テーマ曲なんて知らないですものね~ パロディが出てきても笑えなかったのかも知れません。
その代わり、単純なアクションシーンでは劇場内も沸いていました(^^ゞ
それにしてもスーザンの気の持ちようは凄いです。
誰もが一緒に暮らせないほどに巨大化されて軍に収容されてしまうのですけど、
エイリアンからの第一回の攻撃を阻止したことで、自分の存在価値を嬉しく思い始めます。
そして、人間に戻ってエイリアンにやられてしまうことよりも
巨大化したまま戦い続けることを選ぶのです。
普通の女の子だったのになあとかなりびっくりでした。
あと、今回は吹替版でとても観易かったのですけど、字幕版で声を担当している
スーザン役のリーズ・ウェザ-スプーンとコックローチ博士役のヒュー・ローリーの声は
ちょっと聞いてみたかったかもと思いました(^^ゞ
この作品はやっぱり3Dで観たほうが良かったかなあと感じた1本です。
監督:ロブ・レターマン 吹替版の声の出演:ベッキー 日村勇紀
2009年 アメリカ 原題:MONSTERS VS. ALIENS
(20090726)