のだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)がパリに来て1年。のだめは進級試験のために練習に励んでいた。
一方、千秋(玉木宏)は急遽、パリのオーケストラの常任指揮者になることが決まった。
聞いたことも無いルー・マルレというオーケストラに不安はあったが
常任指揮者になれたという喜びの方が大きかった。
だが、フランク(ウエンツ瑛士)に連れられて様子を見に行ってみると、そのオーケストラは崩壊状態。
聞くところによると少し前に団員の3分の1が辞めてしまい、今はエキストラで何とか成り立っていたのだ。
しかも突然、今回の公演の指揮者が来られなくなって
次期指揮者の千秋に今回の公演もやって欲しいという依頼が来てしまう。
本番まで後3日という少ない時間の中でも、千秋は何とか頑張ろうとするのだが
貧乏オーケストラの団員たちには練習時間も技術も足りなかった…
上野樹里さんののだめがめちゃくちゃキュートでした(^^)
パリの生活にも何とか慣れたのだめは、憧れの千秋先輩に追いつこうと練習に励んでいます。
目前の目標は進級試験でエクセレントを取ること。
そして自分の音を取り戻したのだめは、試験の場でもキラキラと楽しい音を響かせながら
教授たちのの心を魅了していきます。
でも、そんなのだめの前に不安の影が落ちてきます。
まずは世界的に有名なピアニスト孫Rui(山田優)の登場です。
以前にも彼女の完璧な音色を聴いて自分を見失ったのだめですけど
今回も偶然が重なって彼女にステージの出番をとられてしまいます。
千秋先輩と同じステージという夢が叶いそうだっただけに失望も大きいです。
そしてRuiの存在の大きさを見せつけられたのだめは、自分も練習を頑張らなくてはと改めて思います。
一方の千秋は自分の与えられたオーケストラを何とかしようと、どんどん前へ進んでいきます。
オーケストラを事実上仕切っているコンバスも千秋の能力を評価し始め
いつの間にか千秋と二人三脚でオーケストラのレベルを上げて行きます。
でも、その結果生まれた素晴らしい演奏と音に、のだめは打ちのめされてしまいました。
それにしても主演の二人はキャラクターにぴったりですね~
弾けた演技でのだめを体現している上野さんは本当に可愛いです。
のだめの妄想もグレードアップしていて、アニメの中で踊るシーンには笑わされました(^^)
また、指揮者・千秋を演じている玉木さんの指揮者ぶりは本当に堂に入っていますね~
今回の演奏シーンは音も迫力があったので、あの指揮の演技には魅入られてしまいました(^^ゞ
エンドロールにの後に流れる後編の予告編を観ていると、後編の公開は4月です(T_T)
早く続きを観せて~!と叫びたくなった1本です。
監督:武内英樹 出演:上野樹里 玉木宏 福士誠治 ベッキー ウエンツ瑛士 吉瀬美智子 竹中直人
2009年 日本
(20091219)