のだめカンタービレ 最終楽章 後編

二ノ宮知子著のコミックシリーズの映画版です。
「最終楽章 前編」を昨年に観た時から、ずっと公開を楽しみにしていました。
期待通りの楽しさとオーケストラの素晴らしい演奏にワクワクしました(^^)

留学して１年が過ぎたのだめ（上野樹里）はピアノの上達に焦りを感じていた。
オクレール先生からコンクールに出場する許可が出ないのだ。
しかも、大好きな千秋（玉木宏）が音楽に集中したいとアパートを引っ越してしまうことになり、
今後の人生への不安が募り始めていた。
孫Rui（山田優）からのオファーで彼女の復帰コンサートの指揮をすることになった千秋は
その件を言い難そうにのだめへ伝える。
落ち込むのだめだが、それも仕方ないと練習しようとしても上手く集中ができない。
荒れてしまったのだめのために何とかしようと、千秋は徹夜で彼女の指導をする決心をした…

のだめの可愛さと千秋のカッコ良さに惚れ惚れしました(^-^)

実写版最後の「のだめ」です。
今回は音楽への人生に自信を無くしてしまったのだめと、
自分の道を歩みながらも彼女を支えようとする千秋の心を描いた物語でした。

もちろん、他のキャラクターたちの恋の行方も見逃せません。
黒木くんとターニャのカップルも、峰と清良のカップルも、
それぞれが互いの心を再確認していきます。
そんな彼らの笑顔は観ているだけで嬉しくなってしまいます(^^ゞ

それにしても、結局、誰もがのだめの創り出す音に惹かれているのですよね～
千秋、オクレール先生、そしてシュトレーゼマン。
それぞれに彼女を大切にしよう、育てていこうと思ってます。
音楽にいつも迷いを感じている彼女が彼らのアプローチに何を感じ行動するのか。
これまでドラマや映画を観てきて、音楽の道がどれほど大変で
でも、どれほど幸せを感じられるのかを知ってきただけに、
彼女の迷う心に思いっきり共感しながら観ていました(^^ゞ

登場する音楽も素敵でした(^^)
今回も音楽の演奏シーンがたくさんあるので、音楽もワクワクしながら楽しめます。
やっぱりこのオーケストラの音を楽しむには音響のいい劇場で観るのがいいですね～
今回は土曜日の昼間に行ったので、ちょっといろいろ煩かったのですけど
もう少し空いてきたら、平日の夜にでも再チャレンジしてみたいです。

観終った時、楽しかった～！とニッコリしたのと同時に、
こんなに楽しいシリーズが終わってしまうのは寂しいなあとしみじみ思ってしまった１本です。



監督：川村泰祐　出演：上野樹里　玉木宏　山田優　ベッキー　福士誠治　瑛太　水川あさみ　ウエンツ瑛士　なだぎ武　吉瀬美智子　竹中直人
2010年　日本
（20100417）

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