少女失踪事件の解決から1年が過ぎ、海外旅行へ出ていたリスベット(ノオミ・ラパス)が故郷へと戻ってきた。
彼女は早速、1年間会っていなかった後見人のビュルマン弁護士(ペーター・アンデション)と面接したが、
何か不信なものを感じる。
彼は以前に行なったリスベットへの行為から逆に彼女に脅された過去があり、
その後は彼女の言うなりに大人しくなっていたはずだった。
だが、夜中にビュルマンの自宅へ忍び込んだリスベットが探しても、
毎月提出されるはずの報告書がファイルに無かった。
ビュルマンの悪意を知ったリスベットは彼をベッドからたたき起こすと、
机の引き出しに入っていた彼の拳銃を突きつけた。
リスベットの怒りに驚いたビュルマンは彼女に素直に同意する。
だが、彼女が去った後に電話を掛け始めると、彼女が子供の頃に起こした事件のファイルと交換に、
彼女の家にあるビデオを抹殺してくれと、何者かに依頼をした…
今回のリスベットは本当にボロボロでした(T_T)
ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)たちが発行している
雑誌「ミレニアム」の記者が婚約者と共に殺されます。
残された銃にはリスベットの指紋が残っており、警察はリスベットを容疑者として指名手配します。
でも、その銃はビュルマンの物で、彼を脅す時にリスベットの指紋が付いたのですけど、
当然、警察はそんなことは知りません。
しかも、当のビュルマンも殺されていて、ますますリスベットの容疑は固まっていきます。
そのこと知ったリスベットとミカエルは、それぞれ独自に捜査を始めます。
リスベットは自分の無実を晴らすために。
ミカエルはリスベットの無実を信じて彼女に協力するために。
そして、二人はキーになる金髪の大男の存在に気付きます。
そこから見えて来たのは、謎の亡命者と、今まで明かされていなかったリスベットの因縁の過去でした。
それにしても、怖いシリーズです(^_^;)
前作もかなりハードだったので覚悟していたのですけど、今作のリスベットもボロボロです。
危険を承知で相手に向かっていくのですけど、150cmの身体ではやっぱりやられてしまいます。
それでも、立ち向かっていくのです。
血だらけの身体を執念で動かしていくところは、ほとんどホラーを観ているような感覚に陥りました(T_T)
今作で事件が終わったと思ったら、次作では法廷を絡めてまた命がけの戦いがあるようですね。
観終った時、続きが気になる~と思った1本です。
監督:ダニエル・アルフレッドソン 出演:ノオミ・ラパス ミカエル・ニクヴィスト レナ・エンドレ ミカエル・スプレイツ ゲオルギー・ステイコフ ヤスミン・ガルビ パオロ・ロベルト
2009年 スウェーデン/デンマーク/ドイツ 原題:FLICKAN SOM LEKTE MED ELDEN/THE GIRL WHO PLAYED WITH FIRE
(20100830)
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公式サイトはこちらへ追伸
この映画は試写会で観ました。公開は9月11日以降の予定です。