神の国アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の長男であるソー(クリス・ヘムズワース)は
友や国民に愛されている最強の戦士で、王の後継者として絶大なパワーを誇っていた。
そのソーが王位を継ぐ戴冠式の日に、厳重な警備を突破して城へ敵が侵入してしまう。
敵の気配を感じたオーディン王たちが駆けつけると、守っていた箱は無事だったが、
警備していた多くの者が命を落としていた。
敵対する巨人族へ仕返しをしたいと強く思ったソーは、父王の命令を無視して敵国へ向かおうと考える。
そして仲間を説得すると、門番のヘイムダル(イドリス・エルバ)を言いくるめて
世界の架け橋である門を開けさせた…
ソーはとってもキュートなキャラクターでした(^^)
神の世界から地球に落ちてきたソーが活躍するファンタジーアクション大作です。
絶対的なパワーを誇るソーは血気盛んですけど、真っ直ぐな心の持ち主。
その性格から人望も厚く、友にも好かれています。
ただし、力に対しては力で応じるタイプ。
自信があるゆえに敵の挑発に乗って暴れてしまい、世界を戦乱の危機に陥れてしまいます。
そして、父であるオーディン王にパワーを剥奪された上、地球へ落とされてしまいました。
地球へやって来たソーは科学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)たちと出会い、助けられます。
神の国にいた時は、よくある我が侭な王子っぽい性格だなと思っていたのですけど、
人間の国にやってくると魅力的に見えてくるのが面白かったです。
何と言っても、明るくて元気。そして、昔の騎士のように上品なのです。
手の甲にキスをされて笑ってしまうジェーンの気持ちは分かるなと思いました(^^ゞ
そんなソーは地球で過ごすうちに自分の置かれた立場を悟り始め、
そのちょっと無鉄砲だった性格も少しずつ変わっていきました。
それにしても、シンプルで分かりやすくて楽しい物語でした。
やっぱりソーのキャラクターがいいです~
クリス・ヘムズワースの笑顔にぴったりでした。
また、ちょっとスクリーンが遠かったので、神の国アスガルドの映像があまり体感できなかったのですけど、
キラキラしていたので映画館のスクリーンで観たらどんなふうに見えるかなと思いました。
エンドロールの後にもワンシーンがあって、続編もあるのかなという感じでした。
また明るくてパワフルなソーの活躍を見たいなと思った1本です。
監督:ケネス・ブラナー 出演:クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン トム・ヒドルストン ステラン・スカルスガルド コルム・フィオール レイ・スティーヴンソン イドリス・エルバ 浅野忠信 ジェイミー・アレクサンダー ジョシュア・ダラス アンソニー・ホプキンス
2011年 アメリカ 原題:THOR
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公式サイトはこちらへ http://www.mighty-thor.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は7月2日以降の予定です。