日本列島に生息する生き物たちの姿を2年半の撮影で捉えたドキュメンタリーです。
いろいろな宣伝で目にして、やっぱりこれは大きなスクリーンで観たいなあと思っていました。
こんな日本があるの!?と驚くような自然の姿がスクリーンに広がっていました。
生きていくことの厳しさと喜びを改めて考えさせられました。
日本列島を映し出した作品です。
こういう作品はテレビでもよくあるのですけど、今回は貴重な映像が数多くあるのと
大きなスクリーンで観ることが出来るので、映画館でチャレンジしてみました。
映し出された自然の雄大さに、やっぱりスクリーンで観て良かった~と思いました。
印象的だったのは親子の動物たちです。
キタキツネ、ヒグマ、ニホンザル。
その中でも下北半島のニホンザルのエピソードには生きることの厳しさをひしひしと感じました。
唯一の保護者である母ザルが居なくなり、孤独になってしまった子ザルの運命には胸が痛くなりました。
他のサルに寄り添おうとしてものけ者にされてまうなんて…
全く違うのですけど、先日に見た『デンデラ』を思い出しました。
自分が生きることだけで精一杯のものは、他者に厳しいのですよね。
そして、それほど冬の下北半島は厳しい環境なのですよね(T_T)
それにしても、映像はとても見応えがありました~
それだけに、自分の記憶がところどころ飛んでいるのが残念^_^;
どうもドキュメンタリーは心地良すぎて、全編を通して起きていることが出来ないのです。
それでも、やっぱり観に行きたくなるのが不思議です。
目を開けていても落ちていても気持ちいい時間なのですよね(^^ゞ
観終った時、いつかテレビ放映されたら飛んでいる記憶を取り戻さなくちゃと思った1本です。
監督:出田恵三 声の出演:相葉雅紀 長澤まさみ ゴリ 黒木瞳
2012年 日本
(20120214)
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公式サイトはこちらへ http://www.nihon-rettou.jp/