昨年秋のテレビドラマから映画化になった侍と猫を巡る時代劇です。
テレビドラマは未見だったのですけど、機会があったのでチャレンジしてみました。
北村一輝さんと白猫のカップルが何とも可愛らしい雰囲気の作品でした(^^ゞ
指南役として藩に仕えていた斑目久太郎(北村一輝)は事情によりお役御免になり、江戸へ出て来ました。
早く仕官を成功させて里に残した家族を安心させたいとは思っているのですけど、
腕がたつのにも関わらず、いつも門前払いになっていました(-_-;)
そんな日々を過ごしていたある日のこと。
犬を大切にしている米沢一家が彼の腕を見込んで訪ねて来ました。
米沢一家と敵対している相川一家が大切にしている猫を殺して欲しいという依頼です。
最初は猫を殺すなんてと拒絶していた斑目も、十両という褒章を提示されて引き受けることにします。
決行の当日、相川一家へ忍び込んだ斑目は、猫を守る猫番・島崎新右衛門(寺脇康文)と相対するものの
猫の居る部屋へ入ることが出来ます。
そして、彼が部屋を出た後、血の跡を残して猫は居なくなっていました。
それにしても、強い侍と白猫って妙に似合いますね~
最初はお互いに警戒しているのに、次第に関係が近づいていくところは微笑ましいです。
特に無口な侍が猫のために餌を食べさせようと頑張ったり、必死に町を走る展開には
思わずニッコリしてしまいました。
また、何と言ってもこの白猫が可愛いのです~
とても北村一輝さんに懐いていたらしく、立ち回りのシーンでもちゃんと本物が胸に抱かれていたそうです。
その逸話には、猫たち偉いなあと思ってしまいました(^^ゞ
今回観た回には実際に撮影を頑張った猫・あなごちゃんが来ていて、本当に大人しいなあと感心しました。
観終った時、これはテレビシリーズも観なくてはと思った1本です。
監督:山口義高 出演:北村一輝 蓮佛美沙子 浅利陽介 戸次重幸 津田寛治 斎藤洋介 小野寺昭 寺脇康文
2014年 日本
(20140308)
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