中村航著の小説「デビクロくんの恋と魔法」を映画化したファンタジーっぽいラブストーリーです。
これはクリスマス前に観に行かなくちゃと定時ダッシュで会社帰りにチャレンジして来ました。
恋と仕事と夢という選択の中で一番大切な掛け替えの無いものは何かという
主人公たち4人の答え探しはかなり難航していました(^_^.)
デビクロくんとはこういうものでしたか！と納得してから、物語が始まりました(^^ゞ
書店に勤めながらマンガ家を目指している山本光（相葉雅紀）は、今日も挫折感を味わっていました。
応募した新人賞に全く引っかからなかったのです。
普段はとても人が良く、何事にも気を遣って謝ってばかりの性格でしたけど、
そんな暗い想いを抱えた夜は、彼の心の分身“デビクロくん”（声：劇団ひとり）が暴れ出します。
そして、彼の想いを載せた“デビクロ通信”のビラを近所中に張り巡らせました。
ある日、光が道を歩いていると、出会い頭に女性とぶつかってしまいました。
左手に本を2冊抱え、右手にはトラの模型を抱えた赤いコートの姿は、
光が小学生の頃に夢見た運命の人そのものでした。
そして、運命の人に出会えたら自分の運命が変わるかも知れないという期待と共に彼は恋に落ちます。
でも、その報告を受けた幼馴染の杏奈（榮倉奈々）は驚きと共に浮かない顔をしました(-_-)
それにしても、可愛い物語でした(^^ゞ
光も杏奈も相葉さんと榮倉さんにぴったりのキャラクターですね～
光は杏奈の気持ちに全く気付かず、鈍感にもほどがあると思ってしまうのですけど、
そこもまあ仕方ないかと観ている者に思わせてしまいます(^^ゞ
杏奈のしっかり者で健気な役どころも、表情の可愛い榮倉さんならではでした。
でも、一番気に入ったのは“デビクロ通信”です。あれは面白いですね～
どれも面白いですけど、光が杏奈に向けて書いた第1号と最終号には泣かされました。
これはずるいです～
そして、一番大切なものを捕まえるアイテムになっていました(^^ゞ
観終った時、デビクロくんっていい奴だったなあと思うのと同時に、
“デビクロ通信”を全部読んでみたい！と思った1本です。
監督：犬童一心 出演：相葉雅紀 榮倉奈々 ハン・ヒョジュ 生田斗真 小市慢太郎 市川実和子 劇団ひとり
2014年 日本
（20141222）
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公式サイトはこちらへ http://miracle-movie.com/