この二人なら、どんな我が侭も言いたくなっちゃうのだろうなあと感じました(^^ゞ
二人の出会いは子供の頃。アメリカからロンドンへ転校してきたジェスのクラスに居たのがミリーです。
出会った時から仲良くなった二人は、それからはずっと一緒で、
想い出の写真にはどれにもお互いの顔が写っていました(^^)
大人になっても親友の二人はお互いに結婚しても仲良しのままで家族ぐるみのお付き合いをしていました。
でも、二人の間に衝撃が走ります。ミリー(トニ・コレット)に乳がんが見つかったのです。
愛する夫キット(ドミニク・クーパー)の妻として、二人の子供の親として、
そして広報部長として働くキャリアウーマンとして大活躍していたミリーの生活は一変します。
治療に苦しむミリーをジェス(ドリュー・バリモア)は心身ともに支えていきました。
同じ頃、ジェスにも大きな変化が訪れます。
不妊治療の結果、長年子供の出来なかったミリーは待望の子供を授かったのです。
共に苦労した夫ジェイゴ(パディ・コンシダイン)と心から喜ぶジェスでしたけど
今のミリーの気持ちを考えると彼女に妊娠の報告をすることが出来ませんでした(T_T)
それにしても、トニ・コレットの演技は圧巻でした~
キャラクター的には逆っぽい配役だなあと思ったのですけど、さすがは演技の上手い二人なのでOKです。
心から友人を支えるドリュー・バリモアは本当に思い遣りのある素敵な女性を、
そして、自分大好きなミリーを演じたトニ・コレットは、病気により変わっていく様子を
心身ともにリアルに演じていました。
正直、乳がんという病気は今では多くの人が罹る病気なので、
私の周りにも何人か病院に通っている人がいます。
トニ・コレットが上手くてリアルなだけに辛いなあと感じてしまうシーンも多かったです(T_T)
それでも、親友二人の姿を観ていると、こんな親友と出会っていたら幸せだろうなと思いました。
観終った時、まだ死を見つめることの少ない若い子にこの作品を観て欲しいなあと感じた1本です。
監督:キャサリン・ハードウィック 出演:トニ・コレット ドリュー・バリモア ドミニク・クーパー パディ・コンシダイン ジャクリーン・ビセット タイソン・リッター
2015年 イギリス 原題:MISS YOU ALREADY
(20161101)
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公式サイトはこちらへ http://mybestfriend.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は11月18日以降の予定です。