ONCE ダブリンの街角で [や・ら・わ行]
静かで情熱的な音楽があふれ出すようなラブストーリーでした。
ダブリンの街角では、今日も一人の男が穴の開いたギターを弾きながら歌っていた。
昼間はお客の喜んでくれそうなヒット曲。夜は自分の大切なオリジナル曲。
昼間は多少は稼げても、夜は立ち止まる人も居らず稼ぎはさっぱりだった。
そんな夜のオリジナル曲に拍手をして喜んでくれた女の子がいた。
女の子はチェコの出身で、オーケストラでバイオリンを弾いていた父から音楽を習っていた。
掃除機の修理と音楽への興味がきっかけで、二人の気持ちは距離を近づけていく。
しかし女の子の家に行くと、チェコ語を話す母とヨチヨチ歩きの幼子が待っていた…
アイルランド出身のバンドザ・フレイムスのボーカル、グレン・ハンサードと
チェコのシンガーソングライター、マルケタ・イルグロヴァの二人が作り出した音楽は
切なくて心に響くような優しい音でした。
男は音楽の夢を託すため、デモテープ作成にかかります。
女の子も彼を支え、銀行の融資やスタジオの手配に力を貸し、息の合った演奏で彼の音を引き立てます。
言葉も想いも全てメロディに託して音を作り上げる…
その情熱が一つになった時、誰もの心を熱くするような曲が誕生しました。
だからこそ、観終わった時はとても切なかったです。
切ないけれど、でも全編に流れる曲がすご~く心地よかった1本です。
監督:ジョン・カーニー 出演:グレン・ハンサード マルケタ・イルグロヴァ
2006年製作 アイルランド 原題:ONCE
(071022)
こんばんは。
この映画、かなりの人気になってますね。
でも大阪では1月4日で終わりました。(私は滑り込みセーフで見ました。)このあとアンコール上映会をするそうですが、それがDVDでの
上映なんですって。フィルムで見れてよかったです。CDを買うかどうか
検討中。
by coco030705 (2008-01-11 23:19)
cocoさんへ
こんにちは。nice&コメント&TBをありがとうございました!
滑り込みセーフで観て来れて良かったですね~☆
あの味わい深い感じはフィルムの方がいいですよね(^^)
> CDを買うかどうか検討中。
サントラ!私はあまり買うことは無いのですけど、
この歌声には惹かれました。
もし店頭で見かけたら、欲しくなりそうですね(^^ゞ
by non_0101 (2008-01-12 09:25)