キャデラック・レコード ～音楽でアメリカを変えた人々の物語～ [か行]
ブルースを広く売り出し、ロックンロールに大きな影響を与えた伝説のレーベル“チェス・レコード”の物語です。
レナード・チェスと彼の育てたアーティストたちが築き上げたひとつの時代が
音楽の世界にとっていかに大切だったかを実感できるような作品でした。
1940年代のシカゴ。
クラブのオーナーとして黒人たちに演奏させていたレナード・チェス（エイドリアン・ブロディ）は
自分がプロデューサーとなって彼らの音楽をレコード化しようと考えついた。
貧乏暮らしから脱出したかった彼は、売れるレコードを出せれば儲かると気付いたのだ。
また、差別の激しいこの時代に黒人の音楽を広げるためには
自分のように理解ある白人が必要だとも自負していた。
店で乱闘騒ぎを起こしたマディ・ウォーターズ（ジェフリー・ライト）の音楽が耳から離れなかったレナードは
マディを探し出すと早速、レコーディングに誘った。
そして、レナードの強引なプロモーションの成果もあり、その音楽はラジオに乗って
次第に多くのファンを獲得していった…
次々と登場してくるアーティストたちの音楽の凄さにびっくりしながら見入っていました～
1940年代の人種差別の激しかった時代にレーベルを立ち上げ、1969年に亡くなったレナード・チェスと
レーベルを支えた偉大なアーティストたちの物語です。
ブルースやＲ＆Ｂに深い理解を持っていたレナードは、彼らの音楽で新しいブームを巻き起こします。
その偉大なアーティストたちマディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、エタ・ジェイムズ、
そしてチャック・ベリーたちの音楽は、人種の垣根を越えて人々に熱狂的に迎えられました。
でも、チェス・レコードの快進撃はいつも順風満帆だった訳ではありません。
流行の波。酒や薬など様々な遊びの誘惑。そして、彼らに対する偏見。
偉大な才能を持ちつつも、徐々に朽ち果てていくアーティストの姿は痛々しかったです。
そして、チェス・レコードを創り上げたレナード・チェスも
時代の波から身を引くように人生の幕を引きました。
それにしても、つい数十年前の話なのに遠い昔を感じさせるような物語ですね。
以前に観た『ドリームガールズ』でも感じたのですけど、
当時の差別の大きさと、著作権など全く無視した曲の盗作には驚かされます。
現在だったらどれくらいの規模の訴訟になっているでしょう（笑）
でも、それだけ音楽の世界に大きな影響を与えて来たということなのでしょうね(^^ゞ
様々な人物が登場していた中で、やっぱりエタ・ジェイムズを演じたビヨンセの歌声は圧巻でした。
彼女のような才能はきっと、この時代から引き継がれてきたものなのだろうなあとしみじみ感じた1本です。
監督：ダーネル・マーティン 出演：エイドリアン・ブロディ ジェフリー・ライト コロンバス・ショート ビヨンセ・ノウルズ モス・デフ イーモン・ウォーカー
2008年 アメリカ 原題：CADILLAC RECORDS
（20090921）
レナード・チェスと彼の育てたアーティストたちが築き上げたひとつの時代が
音楽の世界にとっていかに大切だったかを実感できるような作品でした。
1940年代のシカゴ。
クラブのオーナーとして黒人たちに演奏させていたレナード・チェス（エイドリアン・ブロディ）は
自分がプロデューサーとなって彼らの音楽をレコード化しようと考えついた。
貧乏暮らしから脱出したかった彼は、売れるレコードを出せれば儲かると気付いたのだ。
また、差別の激しいこの時代に黒人の音楽を広げるためには
自分のように理解ある白人が必要だとも自負していた。
店で乱闘騒ぎを起こしたマディ・ウォーターズ（ジェフリー・ライト）の音楽が耳から離れなかったレナードは
マディを探し出すと早速、レコーディングに誘った。
そして、レナードの強引なプロモーションの成果もあり、その音楽はラジオに乗って
次第に多くのファンを獲得していった…
次々と登場してくるアーティストたちの音楽の凄さにびっくりしながら見入っていました～
1940年代の人種差別の激しかった時代にレーベルを立ち上げ、1969年に亡くなったレナード・チェスと
レーベルを支えた偉大なアーティストたちの物語です。
ブルースやＲ＆Ｂに深い理解を持っていたレナードは、彼らの音楽で新しいブームを巻き起こします。
その偉大なアーティストたちマディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、エタ・ジェイムズ、
そしてチャック・ベリーたちの音楽は、人種の垣根を越えて人々に熱狂的に迎えられました。
でも、チェス・レコードの快進撃はいつも順風満帆だった訳ではありません。
流行の波。酒や薬など様々な遊びの誘惑。そして、彼らに対する偏見。
偉大な才能を持ちつつも、徐々に朽ち果てていくアーティストの姿は痛々しかったです。
そして、チェス・レコードを創り上げたレナード・チェスも
時代の波から身を引くように人生の幕を引きました。
それにしても、つい数十年前の話なのに遠い昔を感じさせるような物語ですね。
以前に観た『ドリームガールズ』でも感じたのですけど、
当時の差別の大きさと、著作権など全く無視した曲の盗作には驚かされます。
現在だったらどれくらいの規模の訴訟になっているでしょう（笑）
でも、それだけ音楽の世界に大きな影響を与えて来たということなのでしょうね(^^ゞ
様々な人物が登場していた中で、やっぱりエタ・ジェイムズを演じたビヨンセの歌声は圧巻でした。
彼女のような才能はきっと、この時代から引き継がれてきたものなのだろうなあとしみじみ感じた1本です。
監督：ダーネル・マーティン 出演：エイドリアン・ブロディ ジェフリー・ライト コロンバス・ショート ビヨンセ・ノウルズ モス・デフ イーモン・ウォーカー
2008年 アメリカ 原題：CADILLAC RECORDS
（20090921）
こんにちは＾＾
実はブルースとか全然解らないんです。知っているのもビヨンセぐらい。
でも彼女を始め、出演者の歌声の素晴らしいことといったら！
ビヨンセがさすがの歌声なのは当然としても、それいがいもプロじゃな
いはずなのに。それだけで十分満足でした。＾＾
by KLY (2009-09-22 11:23)
これは素晴らしかったですね。
実話はかなりアレンジされているそうです。
ラスト近くにローリング・ストーンズも出てきました。
by きさ (2009-09-22 18:25)
KLYさんへ
こんばんは。コメント＆ＴＢをありがとうございました！
私もブルースはほとんど聞いた事がありません。
というか洋楽はほとんど(^^ゞ
そんな私でも知っているビッグスターの名前がどんどん出て来て
音楽の歴史をしみじみと感じる作品でした。
出演者の歌声も本当に素晴らしかったですね～
あの迫力のある声には圧倒されました☆
by non_0101 (2009-09-24 00:28)
きささんへ
こんばんは。素晴らしかったですね～
かなりアレンジされているのですか？
そう言えば映画を観た後に調べてみたら、このレーベルは
チェス兄弟が立ち上げたようですね。
映画では弟は出てこなかった気が…
本当の話も知りたいなあとちょっと思ってしまいました(^^ゞ
by non_0101 (2009-09-24 00:33)
＠ミックさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-24 00:45)
xml_xslさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-24 00:46)
takemoviesさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-24 00:47)
トメサンさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-24 00:47)
shinさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-24 00:47)
アートフル ドジャーさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-26 12:33)
こんばんは。
それぞれの歌にパワーがありましたね。
それを見事に表現したキャストが素晴らしかったです。
by hash (2009-09-27 01:01)
hashさんへ
こんにちは、nice＆コメント＆TBをありがとうございました！
本当にパワフルな歌でしたね～
善悪をきっちりするとかではなく、音楽業界の成長期に
人生を賭けて活躍した彼らの歌と姿には胸を打たれました☆
by non_0101 (2009-09-27 10:41)
aya_ruiさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-28 12:44)
たいちさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2009-09-29 12:46)
就職・転職の必勝法!!さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2010-07-09 10:55)