☆10月に観た映画です☆ [備忘録]
昨年の宿題です。2017年10月分を頑張ります(^^ゞ
『新感染 ファイナル・エクスプレス』 10月1日 109シネマズ川崎にて
謎のウィルスの感染拡大によって壊滅状態になっていく都市の状況を描いたパニックアクションです。
この作品は書けていませんm(__)m でも、最後まで目を離せない展開に引き込まれるような作品でした。
感染者たちがどんどんゾンビ化していく様子はそれほど新しいものではないのですけど、
特急列車と競争のように拡散していくそのスピード感は現代っぽいですね。
主人公の運命も切なくて、怖い映画なのに哀しい気分になって劇場を後にした1本です。
→ 公式サイトはこちらへ http://shin-kansen.com/
『僕のワンダフル・ライフ』 10月1日 TOHOシネマズ川崎にて
W・ブルース・キャメロン著『野良犬トビーの愛すべき転生』をラッセ・ハルストレム監督が映画化した作品です。
動物を愛する人にはたまらない映画ですね。
何度も転生を繰り返していく犬の生き様に、原作を読んで結末を知っていてもやっぱり泣かされてしまいました~
こんなに健気な犬に真っ直ぐに愛された飼い主は本当に幸せ者だなと感じました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-10
『あさひなぐ』 10月8日 TOHOシネマズ川崎にて
同名の人気コミックを原作に、なぎなたに青春をかける女子高生たちの姿を描いた青春ドラマです。
この作品は書けていませんm(__)m
でも、キラキラ輝いているような主人公たちの姿にとても爽やかな気分になるような作品でした。
乃木坂4 6というグループは名前しか知らなかったのですけど、
この映画で初めて中心メンバーの顔を覚えました。
皆さん、なぎなたの道着が似合っていて可愛かったです(^^)
→ 公式サイトはこちらへ http://asahinagu-proj.com/
『亜人』 10月8日 TOHOシネマズ川崎にて
8月に試写会で観ましたけど、大きなスクリーンで観たくて2度目の鑑賞です。
結果を分かってじっくり観ていると、見逃していた部分も理解できて面白かったです。
あ、痛々しいのは観たくなかったので、逆に観ずに過ごしてしまったシーンも^_^;
でも、やっぱり見応えがありました☆
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-09-23
『パターソン』 10月8日 川崎チネチッタにて
バス運転手パターソンの日常を彼が創る詩と共に描いたジム・ジャームッシュ監督の新作です。
この作品は書けていませんm(__)m でも、淡々とした日常の中にふと発見される出来事が
キラキラ輝いて見えて、とても穏やかな気持ちになる作品でした。
同じ時刻に制服を着て手弁当と共に家を出て、お昼は同じ公園のベンチで食べ、同じ時刻に家へ帰る毎日。
でも、このバスの運転手はふと出来事を詩にして、ノートに綴っています。
乗客のつぶやき。帰り道に出会った少女との会話。詩と共に当たり前の日々が豊かになっていきます。
その静かでささやかな喜びを創り出せる主人公がちょっと羨ましかったです。
観終った時、主人公役のアダム・ドライバーはこういう繊細なキャラクターが似合うなあとちょっと感じた1本です。
→ 公式サイトはこちらへ http://paterson-movie.com/
『夜空はいつでも最高密度の青空だ』 10月15日
最果タヒ著の詩集を基に石井裕也監督が作り上げた、生き辛い現代社会をもがきながらも生きている
若者たちの心の行方を描いたドラマです。
この作品は書けていませんm(__)m
でも、厳しい境遇にも微かな希望を感じられる展開に、じわじわと感動させられるような作品でした。
看護師をしながら夜はさらに別の場所で働く美香と、日雇いの建設作業で生きている慎二。
ある日、美香は仕送りをするために働いていたガールズバーで、客の慎二と出会います。
静かな孤独を纏う慎二に美香は目を留めますけど、お互いに何となく顔を覚えたくらいでその場は終わります。
そして後日、二人は慎二が治療に行った病院で、運命のように再会しました。
もちろん、二人の想いは一筋縄では行きません。二人とも自分が生きるだけで精一杯だからです。
でも、やがて孤独な人が誰かを切実に求めるように、なんとなく距離を縮めていきます。
そして、二人が孤独であることを辞めた時、少しだけ小さな希望がスクリーンから伝わって来ました。
観ている間はずっと辛かったのですけど、観終わってみると何かパワーを貰った気分になった1本です。
→ 公式サイトはこちらへ http://www.yozora-movie.com/
『あゝ、荒野 前篇』 10月20日 新宿ピカデリーにて
寺山修司著の長編小説『あゝ、荒野』を菅田将暉&ヤン・イクチュン主演で描いたドラマです。
父を亡くし母に捨てられ児童施設で育った沢村新次(菅田将暉)と
母を亡くし暴力的な父のもとで育った二木建二(ヤン・イクチュン)。
前半は二人がそれぞれの理由でボクシングの世界に入り、ボクサーとして成長を遂げるまでを描いています。
予想以上にエネルギーが炸裂していて、圧倒されてしまうような作品でした。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-24
『ドリーム』 10月19日 TOHOシネマズ川崎にて
人種差別が消えていない1960年代に、NASAで活躍した黒人女性たちの姿を描いたドラマです。
強い意識を持って差別している人ばかりでは無いけれど、歴然と差別が行動に現れている…
そんな状況に傷付く主人公たちの心情を思うと切なかったです。
でも、彼女たち3人がそれぞれの努力と才能とチャレンジ精神で
差別の中でも自分の能力を認めさせていく姿に勇気を貰いました。
映画を観た後、つい本を手にしてしまいました(^^ゞ
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-22
『潜入捜査 ~中国映画週間より~』 10月22日 TOHOシネマズシャンテにて
覚せい剤の密売組織を潜入捜査している警察官を描いたサスペンスアクションです。
主人公は売り捌く元締めを突き止めて潜入し、そのままドラッグの製造現場を押さえるために
厳重に警戒された南部の組織へと潜っていきます。
その緊張感とその後のアクションが半端無くハードな演技で息をのみました。
最初からハードボイルドな作品でした。
→ 中国映画週間の公式サイトはこちらへ http://cjiff.net/movies.html
『ショックウェーブ ~中国映画週間より~』 10月22日 TOHOシネマズシャンテにて
香港警察で爆発物処理班を率いる警察官の活躍を描いたサスペンスです。
爆弾犯を追うために組織へ潜入捜査していた彼は事件を未然に防ごうとしたために正体がばれてしまいます。
組織のボスから恨みを買った主人公は、その後に起きた連続爆弾事件に巻き込まれていきました。
でも、主人公を演じるのがアンディ・ラウだったので、とても頼もしかったです。
そして、ラストはなるほど…と思うような展開でした。
→ 中国映画週間の公式サイトはこちらへ http://cjiff.net/movies.html
『鋼の錬金術師』 10月25日 TOHOシネマズ六本木にて
荒川弘著の大人気コミックを山田涼介主演で実写映画化した作品です。
東京国際映画祭のオープニング上映で観て来ました。
場内は映画ファンと原作ファンと出演者ファンで熱気がすごかったです。
キャストとキャラクターのピッタリ度は最高ですね(^^ゞ
これだけのキャストが揃ったのを観ても、この作品は愛されているなあと感じました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-29
『カカバカバ・カ・バ? ~東京国際映画祭より~』 10月26日 TOHOシネマズ六本木にて
“もし日本の技術とドラッグとカトリック教会が混ざったらどうなる?”というコンセプトで
1980年にフィリピンで作られたコメディです。
1980年の作品らしい懐かしくてゆるいコミカルさが楽しかったです。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-30
『他者の言葉の物語 ~東京国際映画祭より~』 10月26日 TOHOシネマズ六本木にて
95歳のおばあさんが生き別れた夫の墓を探そうとするロードムービーです。
主人公の多くを語らずに黙々と歩み続けていく姿が印象的でした。
旅の結果には心が痛みました(T_T)
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-30
『キープ・ザ・チェンジ ~東京国際映画祭より~』 10月27日 EXシアター六本木にて
裕福な生まれながら高機能自閉症のデヴィットが運命的な恋に落ちるラブストーリーです。
デヴィットの恋の相手サラも学習障害等を抱えており、
二人の恋はお互いに理解し合えないことも多くて前途多難です。
でも、すれ違いながらも修正しつつ、前へ進んでいきそうな予感にほっとしました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-06
『ザ・ホーム-父が死んだ ~東京国際映画祭より~』 10月27日 TOHOシネマズ六本木にて
父が亡くなったことを知ったひとり娘が葬式中に騒動を起こす物語です。
最初は家族をテーマにしたコメディですか?というような雰囲気なのですけど、
何だか変だと不穏な気配を感じた時、父の死の真相が明らかになっていきました。
娘の間違った結婚でひとつの家が壊されてしまったのだなと思うとぞっとしました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-06
『ポーカーの果てに ~東京国際映画祭より~』 10月27日 TOHOシネマズ六本木にて
トルコのある一夜の出来事を描いた物語です。
ほとんどのシーンが主人公の家の中なので、まるで舞台劇のようで面白かったです。
口だけ出して逃げるお調子者と、お調子者の言葉に踊らされてしまう正義感の強い男。
妻の妊娠中に浮気を企む男と、デモに強い関心を持てない主人公。
そこに夫に内緒でデモに参加した主人公の妻と、足を怪我した妻を助け家へ上がりこんできた謎の男。
この6人の応酬が何とも興味深かったです。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-06
『アケラット-ロヒンギャの祈り ~東京国際映画祭より~』 10月28日 EXシアター六本木にて
タイ国境に近いマレーシアの小さな町で働く少女が、ロヒンギャ民族への違法行為に関わってしまう物語です。
必死に働いて貯めた留学資金をルームメイトに盗まれた主人公は
金のためにロヒンギャ民族の人身売買に関わります。
でも、自分の行為の恐ろしさを自覚した彼女は組織から逃げ出し、自分も追われる身になります。
でも、せめて未来へと続く道が見つけられたら…と無事を祈った1本です。
この作品は第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-05
『さようなら、ニック ~東京国際映画祭より~』 10月28日 EXシアター六本木にて
『ハンナ・アーレント』のフォン・トロッタ監督が結婚とキャリアに悩む現代女性たちを描いたドラマです。
突然、夫に離婚を言い渡された妻の元へ、夫の元妻がやって、妻の生活はさらに壊されていきます。
でも、最初は敵対していた妻と元妻でしたけど、はやりどちらもそれなりの苦労をしている大人なので、
お互いの気持ちに理解を示します。
とうとう二人がタックを組んだ時、夫へ向けた言葉にはニッコリしてしまいました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-05
『僕の帰る場所 ~東京国際映画祭より~』 10月29日 TOHOシネマズ六本木にて
ミャンマーから日本への移住を願いながら、受理してもらえなかったある一家の物語です。
幼い子供たちは既に日本語しか話せませんし、日本へ居たいと願っています。
でも、日本の不受理に不安が募った母は、子供二人を連れてミャンマーへ帰ってしまいました(T_T)
日本の厳しい現状には、何とも言えないとても寂しい気持ちになりました。
あと、何と言っても自然な演技が素晴らしかったです。
スクリーンに映し出される姿は本当に親子で、お風呂のシーンとか、お風呂上りに髪を乾かすシーンとか
とても親密で優しい時間が描かれていました。
この作品は第30回東京国際映画祭の“アジアの未来部門”の作品賞と国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞しました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-13
『私のヒーローたち ~東京国際映画祭より~』 10月29日 TOHOシネマズ六本木にて
マレーシアの地方を舞台に中学校に通う生徒たちの現状を描いたドラマです。
原作は数年前に出版されたノンフィクションで、監督さんはこの真実を伝えたいと製作に取り組んだそうです。
マレーシアの都会では進んでいる教育状況も、地方へ行くとまだ厳しい生活のために学校へ行くこと出来ない
子供たちがまだまだ多いのですねと胸が痛みました。
先生たちが頑張る姿にはとても応援したくなりました(^^)
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-13
『隣人たち ~東京国際映画祭より~』 10月30日 TOHOシネマズ六本木にて
イスラエルを舞台にユダヤ系イスラエル人とアラブ系イスラエル人との確執をコミカルに描いた作品です。
この作品は書けていませんm(__)m でも、民族問題の溝の奥深さを考えさせられる作品でした。
主人公は民族の相互理解を深めようと考えるなど、民族問題にリベラルな考え方を持つ学者です。
でも、その考えは近隣の人たちだけでなく家族にも理解されません。
そして、近所で少女が傷付けられる事件が起きた時、
その偏見の目が主人公の雇ったアラブ系住人に向けられます。
その集団ヒステリーのような展開はコミカルな雰囲気でしたけど、不気味な怖さも感じました。
せめて、最後には互換が解けて良かったです。
→ 東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=131
『花とアリス ~東京国際映画祭より~』 10月30日 TOHOシネマズ六本木にて
岩井俊二監督が2004年に鈴木杏&蒼井優主演で描いた青春ラブコメディです。
この作品は書けていませんm(__)m
でも、随分前に観たきりだったので、新作のような新鮮な気持ちで楽しめました。
きっと、今の女子高生たちが観ても通じるような心情が描かれているかもですね。
そして、主演の二人の可愛さは最高です~
あまりにも可愛いので、改めて監督と主演二人のファンになりました(^^)
→ 東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=193
『シップ・イン・ア・ルーム ~東京国際映画祭より~』 10月31日 TOHOシネマズ六本木にて
ブルガリアの郊外の町を舞台にカメラマンの男と偶然に知り合った女性&弟での
3人の奇妙な共同生活を描いたドラマです。
出だしの新規開店のスーパーで繰り広げられた喧騒から、この国の厳しい現状が伝わって来ました。
主人公が引き篭もりの弟のために撮影してきた外の風景や街の人々の様子、
そして、その静けさにとても癒された気持ちになった1本です。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01
『回転木馬は止まらない ~東京国際映画祭より~』 10月31日 TOHOシネマズ六本木にて
ジープで繋ぐ短編集のような作品です。ほとんどが悪夢のような物語でした(-_-)
タイトルと場面写真から、もう少し明るい物語を予想していたので、思いっ切り打ちのめされた気分になりました。
現実は本当に甘くないよねとため息をついた1本です。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01
10月はこれで終了です!観た映画は映画祭があったので23本+1本(2度目)でした。
10月は私にとっては映画祭月間ですね~ 様々な国の社会派の作品に多く出会える月です。
10月もいい映画に出会えて良かったです~♪
『新感染 ファイナル・エクスプレス』 10月1日 109シネマズ川崎にて
謎のウィルスの感染拡大によって壊滅状態になっていく都市の状況を描いたパニックアクションです。
この作品は書けていませんm(__)m でも、最後まで目を離せない展開に引き込まれるような作品でした。
感染者たちがどんどんゾンビ化していく様子はそれほど新しいものではないのですけど、
特急列車と競争のように拡散していくそのスピード感は現代っぽいですね。
主人公の運命も切なくて、怖い映画なのに哀しい気分になって劇場を後にした1本です。
→ 公式サイトはこちらへ http://shin-kansen.com/
『僕のワンダフル・ライフ』 10月1日 TOHOシネマズ川崎にて
W・ブルース・キャメロン著『野良犬トビーの愛すべき転生』をラッセ・ハルストレム監督が映画化した作品です。
動物を愛する人にはたまらない映画ですね。
何度も転生を繰り返していく犬の生き様に、原作を読んで結末を知っていてもやっぱり泣かされてしまいました~
こんなに健気な犬に真っ直ぐに愛された飼い主は本当に幸せ者だなと感じました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-10
『あさひなぐ』 10月8日 TOHOシネマズ川崎にて
同名の人気コミックを原作に、なぎなたに青春をかける女子高生たちの姿を描いた青春ドラマです。
この作品は書けていませんm(__)m
でも、キラキラ輝いているような主人公たちの姿にとても爽やかな気分になるような作品でした。
乃木坂4 6というグループは名前しか知らなかったのですけど、
この映画で初めて中心メンバーの顔を覚えました。
皆さん、なぎなたの道着が似合っていて可愛かったです(^^)
→ 公式サイトはこちらへ http://asahinagu-proj.com/
『亜人』 10月8日 TOHOシネマズ川崎にて
8月に試写会で観ましたけど、大きなスクリーンで観たくて2度目の鑑賞です。
結果を分かってじっくり観ていると、見逃していた部分も理解できて面白かったです。
あ、痛々しいのは観たくなかったので、逆に観ずに過ごしてしまったシーンも^_^;
でも、やっぱり見応えがありました☆
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-09-23
『パターソン』 10月8日 川崎チネチッタにて
バス運転手パターソンの日常を彼が創る詩と共に描いたジム・ジャームッシュ監督の新作です。
この作品は書けていませんm(__)m でも、淡々とした日常の中にふと発見される出来事が
キラキラ輝いて見えて、とても穏やかな気持ちになる作品でした。
同じ時刻に制服を着て手弁当と共に家を出て、お昼は同じ公園のベンチで食べ、同じ時刻に家へ帰る毎日。
でも、このバスの運転手はふと出来事を詩にして、ノートに綴っています。
乗客のつぶやき。帰り道に出会った少女との会話。詩と共に当たり前の日々が豊かになっていきます。
その静かでささやかな喜びを創り出せる主人公がちょっと羨ましかったです。
観終った時、主人公役のアダム・ドライバーはこういう繊細なキャラクターが似合うなあとちょっと感じた1本です。
→ 公式サイトはこちらへ http://paterson-movie.com/
『夜空はいつでも最高密度の青空だ』 10月15日
最果タヒ著の詩集を基に石井裕也監督が作り上げた、生き辛い現代社会をもがきながらも生きている
若者たちの心の行方を描いたドラマです。
この作品は書けていませんm(__)m
でも、厳しい境遇にも微かな希望を感じられる展開に、じわじわと感動させられるような作品でした。
看護師をしながら夜はさらに別の場所で働く美香と、日雇いの建設作業で生きている慎二。
ある日、美香は仕送りをするために働いていたガールズバーで、客の慎二と出会います。
静かな孤独を纏う慎二に美香は目を留めますけど、お互いに何となく顔を覚えたくらいでその場は終わります。
そして後日、二人は慎二が治療に行った病院で、運命のように再会しました。
もちろん、二人の想いは一筋縄では行きません。二人とも自分が生きるだけで精一杯だからです。
でも、やがて孤独な人が誰かを切実に求めるように、なんとなく距離を縮めていきます。
そして、二人が孤独であることを辞めた時、少しだけ小さな希望がスクリーンから伝わって来ました。
観ている間はずっと辛かったのですけど、観終わってみると何かパワーを貰った気分になった1本です。
→ 公式サイトはこちらへ http://www.yozora-movie.com/
『あゝ、荒野 前篇』 10月20日 新宿ピカデリーにて
寺山修司著の長編小説『あゝ、荒野』を菅田将暉&ヤン・イクチュン主演で描いたドラマです。
父を亡くし母に捨てられ児童施設で育った沢村新次(菅田将暉)と
母を亡くし暴力的な父のもとで育った二木建二(ヤン・イクチュン)。
前半は二人がそれぞれの理由でボクシングの世界に入り、ボクサーとして成長を遂げるまでを描いています。
予想以上にエネルギーが炸裂していて、圧倒されてしまうような作品でした。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-24
『ドリーム』 10月19日 TOHOシネマズ川崎にて
人種差別が消えていない1960年代に、NASAで活躍した黒人女性たちの姿を描いたドラマです。
強い意識を持って差別している人ばかりでは無いけれど、歴然と差別が行動に現れている…
そんな状況に傷付く主人公たちの心情を思うと切なかったです。
でも、彼女たち3人がそれぞれの努力と才能とチャレンジ精神で
差別の中でも自分の能力を認めさせていく姿に勇気を貰いました。
映画を観た後、つい本を手にしてしまいました(^^ゞ
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-10-22
『潜入捜査 ~中国映画週間より~』 10月22日 TOHOシネマズシャンテにて
覚せい剤の密売組織を潜入捜査している警察官を描いたサスペンスアクションです。
主人公は売り捌く元締めを突き止めて潜入し、そのままドラッグの製造現場を押さえるために
厳重に警戒された南部の組織へと潜っていきます。
その緊張感とその後のアクションが半端無くハードな演技で息をのみました。
最初からハードボイルドな作品でした。
→ 中国映画週間の公式サイトはこちらへ http://cjiff.net/movies.html
『ショックウェーブ ~中国映画週間より~』 10月22日 TOHOシネマズシャンテにて
香港警察で爆発物処理班を率いる警察官の活躍を描いたサスペンスです。
爆弾犯を追うために組織へ潜入捜査していた彼は事件を未然に防ごうとしたために正体がばれてしまいます。
組織のボスから恨みを買った主人公は、その後に起きた連続爆弾事件に巻き込まれていきました。
でも、主人公を演じるのがアンディ・ラウだったので、とても頼もしかったです。
そして、ラストはなるほど…と思うような展開でした。
→ 中国映画週間の公式サイトはこちらへ http://cjiff.net/movies.html
『鋼の錬金術師』 10月25日 TOHOシネマズ六本木にて
荒川弘著の大人気コミックを山田涼介主演で実写映画化した作品です。
東京国際映画祭のオープニング上映で観て来ました。
場内は映画ファンと原作ファンと出演者ファンで熱気がすごかったです。
キャストとキャラクターのピッタリ度は最高ですね(^^ゞ
これだけのキャストが揃ったのを観ても、この作品は愛されているなあと感じました。
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『カカバカバ・カ・バ? ~東京国際映画祭より~』 10月26日 TOHOシネマズ六本木にて
“もし日本の技術とドラッグとカトリック教会が混ざったらどうなる?”というコンセプトで
1980年にフィリピンで作られたコメディです。
1980年の作品らしい懐かしくてゆるいコミカルさが楽しかったです。
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『他者の言葉の物語 ~東京国際映画祭より~』 10月26日 TOHOシネマズ六本木にて
95歳のおばあさんが生き別れた夫の墓を探そうとするロードムービーです。
主人公の多くを語らずに黙々と歩み続けていく姿が印象的でした。
旅の結果には心が痛みました(T_T)
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『キープ・ザ・チェンジ ~東京国際映画祭より~』 10月27日 EXシアター六本木にて
裕福な生まれながら高機能自閉症のデヴィットが運命的な恋に落ちるラブストーリーです。
デヴィットの恋の相手サラも学習障害等を抱えており、
二人の恋はお互いに理解し合えないことも多くて前途多難です。
でも、すれ違いながらも修正しつつ、前へ進んでいきそうな予感にほっとしました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-06
『ザ・ホーム-父が死んだ ~東京国際映画祭より~』 10月27日 TOHOシネマズ六本木にて
父が亡くなったことを知ったひとり娘が葬式中に騒動を起こす物語です。
最初は家族をテーマにしたコメディですか?というような雰囲気なのですけど、
何だか変だと不穏な気配を感じた時、父の死の真相が明らかになっていきました。
娘の間違った結婚でひとつの家が壊されてしまったのだなと思うとぞっとしました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-06
『ポーカーの果てに ~東京国際映画祭より~』 10月27日 TOHOシネマズ六本木にて
トルコのある一夜の出来事を描いた物語です。
ほとんどのシーンが主人公の家の中なので、まるで舞台劇のようで面白かったです。
口だけ出して逃げるお調子者と、お調子者の言葉に踊らされてしまう正義感の強い男。
妻の妊娠中に浮気を企む男と、デモに強い関心を持てない主人公。
そこに夫に内緒でデモに参加した主人公の妻と、足を怪我した妻を助け家へ上がりこんできた謎の男。
この6人の応酬が何とも興味深かったです。
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『アケラット-ロヒンギャの祈り ~東京国際映画祭より~』 10月28日 EXシアター六本木にて
タイ国境に近いマレーシアの小さな町で働く少女が、ロヒンギャ民族への違法行為に関わってしまう物語です。
必死に働いて貯めた留学資金をルームメイトに盗まれた主人公は
金のためにロヒンギャ民族の人身売買に関わります。
でも、自分の行為の恐ろしさを自覚した彼女は組織から逃げ出し、自分も追われる身になります。
でも、せめて未来へと続く道が見つけられたら…と無事を祈った1本です。
この作品は第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-05
『さようなら、ニック ~東京国際映画祭より~』 10月28日 EXシアター六本木にて
『ハンナ・アーレント』のフォン・トロッタ監督が結婚とキャリアに悩む現代女性たちを描いたドラマです。
突然、夫に離婚を言い渡された妻の元へ、夫の元妻がやって、妻の生活はさらに壊されていきます。
でも、最初は敵対していた妻と元妻でしたけど、はやりどちらもそれなりの苦労をしている大人なので、
お互いの気持ちに理解を示します。
とうとう二人がタックを組んだ時、夫へ向けた言葉にはニッコリしてしまいました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-05
『僕の帰る場所 ~東京国際映画祭より~』 10月29日 TOHOシネマズ六本木にて
ミャンマーから日本への移住を願いながら、受理してもらえなかったある一家の物語です。
幼い子供たちは既に日本語しか話せませんし、日本へ居たいと願っています。
でも、日本の不受理に不安が募った母は、子供二人を連れてミャンマーへ帰ってしまいました(T_T)
日本の厳しい現状には、何とも言えないとても寂しい気持ちになりました。
あと、何と言っても自然な演技が素晴らしかったです。
スクリーンに映し出される姿は本当に親子で、お風呂のシーンとか、お風呂上りに髪を乾かすシーンとか
とても親密で優しい時間が描かれていました。
この作品は第30回東京国際映画祭の“アジアの未来部門”の作品賞と国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞しました。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-13
『私のヒーローたち ~東京国際映画祭より~』 10月29日 TOHOシネマズ六本木にて
マレーシアの地方を舞台に中学校に通う生徒たちの現状を描いたドラマです。
原作は数年前に出版されたノンフィクションで、監督さんはこの真実を伝えたいと製作に取り組んだそうです。
マレーシアの都会では進んでいる教育状況も、地方へ行くとまだ厳しい生活のために学校へ行くこと出来ない
子供たちがまだまだ多いのですねと胸が痛みました。
先生たちが頑張る姿にはとても応援したくなりました(^^)
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-13
『隣人たち ~東京国際映画祭より~』 10月30日 TOHOシネマズ六本木にて
イスラエルを舞台にユダヤ系イスラエル人とアラブ系イスラエル人との確執をコミカルに描いた作品です。
この作品は書けていませんm(__)m でも、民族問題の溝の奥深さを考えさせられる作品でした。
主人公は民族の相互理解を深めようと考えるなど、民族問題にリベラルな考え方を持つ学者です。
でも、その考えは近隣の人たちだけでなく家族にも理解されません。
そして、近所で少女が傷付けられる事件が起きた時、
その偏見の目が主人公の雇ったアラブ系住人に向けられます。
その集団ヒステリーのような展開はコミカルな雰囲気でしたけど、不気味な怖さも感じました。
せめて、最後には互換が解けて良かったです。
→ 東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=131
『花とアリス ~東京国際映画祭より~』 10月30日 TOHOシネマズ六本木にて
岩井俊二監督が2004年に鈴木杏&蒼井優主演で描いた青春ラブコメディです。
この作品は書けていませんm(__)m
でも、随分前に観たきりだったので、新作のような新鮮な気持ちで楽しめました。
きっと、今の女子高生たちが観ても通じるような心情が描かれているかもですね。
そして、主演の二人の可愛さは最高です~
あまりにも可愛いので、改めて監督と主演二人のファンになりました(^^)
→ 東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=193
『シップ・イン・ア・ルーム ~東京国際映画祭より~』 10月31日 TOHOシネマズ六本木にて
ブルガリアの郊外の町を舞台にカメラマンの男と偶然に知り合った女性&弟での
3人の奇妙な共同生活を描いたドラマです。
出だしの新規開店のスーパーで繰り広げられた喧騒から、この国の厳しい現状が伝わって来ました。
主人公が引き篭もりの弟のために撮影してきた外の風景や街の人々の様子、
そして、その静けさにとても癒された気持ちになった1本です。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01
『回転木馬は止まらない ~東京国際映画祭より~』 10月31日 TOHOシネマズ六本木にて
ジープで繋ぐ短編集のような作品です。ほとんどが悪夢のような物語でした(-_-)
タイトルと場面写真から、もう少し明るい物語を予想していたので、思いっ切り打ちのめされた気分になりました。
現実は本当に甘くないよねとため息をついた1本です。
→ 詳しい感想はこちらへ http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01
10月はこれで終了です!観た映画は映画祭があったので23本+1本(2度目)でした。
10月は私にとっては映画祭月間ですね~ 様々な国の社会派の作品に多く出会える月です。
10月もいい映画に出会えて良かったです~♪
こんにちは。
もうお仕事は始まっているのでしょうね。これだけたくさんの記事をまとめるだけでも大変ですね。お疲れ様です。
『ドリーム』はほんとに拾い物という感じの面白い感動作でした。
『キープ・ザ・チェンジ ~東京国際映画祭より~』、『ポーカーの果てに ~東京国際映画祭より~』、『さようなら、ニック ~東京国際映画祭より~』(ハンナ・アーレントがよかったので)が観たいです。公開されるかしら。
by coco030705 (2018-01-05 12:01)
cocoさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
4日が仕事始めでした!4日はさっさと帰ってきたのですけど、5日はそうも行かず^_^;
『ドリーム』はいい映画でしたね~ ケビン・コスナーも良い役でした♪
東京国際映画祭の作品もぜひ公開して欲しいですね☆
by non_0101 (2018-01-06 11:15)
はじドラさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:17)
鉄腕原子さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:17)
@ミックさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:17)
トレンダー櫻井さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:18)
KINYAN0829さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:18)
tommy88さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:18)
怪しい探麺隊さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:19)
ぼんさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:19)
いっぷくさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:19)
yamさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:19)
おさむさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:19)
kiyokiyoさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:20)
sugoimonoさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:20)
たいちさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:20)
てんてんさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:20)
nikoponさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:21)
コザックさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:21)
ありささんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:21)
やってみよう♪さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:21)
ryo1216さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-06 11:21)
絵瑠さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-07 20:12)
hana2018さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-07 20:13)
einsteinさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-07 20:13)
entameさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-07 20:13)
beamuseさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2018-01-09 23:02)