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インサイド・マン [い]

刑事、犯人、弁護士。三つ巴の頭脳戦が炸裂するとびきりのクライム・サスペンスでした!

マンハッタンにある信託銀行で銀行強盗が発生した。
首尾よく防犯カメラをダウンさせ、行員と客の約50人を人質に取り立てこもっていた。
警察が建物を包囲する中、交渉役の刑事フレイジャー(デンゼル・ワシントン)も乗り込んで来た。
巧みに相手を揺さぶる話術で交渉するフレイジャーだったが
犯人グループのリーダー(クライブ・オーウェン)は冷静に対応し、無茶とも言える要求をしてくる。
一方、銀行の会長は強盗発生のニュースとその支店名を聞いて愕然とする。
その銀行には会長の秘密が保管されていたのだ。
その秘密を守るため、犯人との交渉役として
有能な弁護士マデリーン(ジョディ・フォスター)を雇う。
犯人の目的と動向を探るため、刑事と弁護士は犯人のリーダーへ近づいていくが…

相手の裏の裏をかいていく展開が面白かったです。
刑事、弁護士それぞれが策略をめぐらすけれど、犯人の目的がなかなか見えてこない。
単純な動機の銀行強盗ではないのか。一体、犯人は何を狙っているのか…

特に弁護士が上手く片付けたと思わせておいて、でも実はこういう手が…なんて
最後まで、だまされました。
というか、逃亡のからくりを割と分かりやすくして謎解き的には観客を満足させておいて
でも最後にはそうやって終わるのですか!?と、監督にも思いっきり一本取られた気がしました。
さすがにスパイク・リー監督です。
人種差別を受けてしまうシーンもたくさん出てきましたし。

面白くて、でも悔しいから、もう一回観たいぞと思ってしまうような1本です。


(060529)


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