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オーロラ [お]

ひとつひとつのシーンが美しい絵のような作品でした。

踊りを禁じられた国で育ったオーロラ姫は、実は踊りが大好き。
人目のつかないところでこっそりと、でも楽しく軽やかに踊っていた。
しかし、王は窓からそんな姿を望遠鏡でチェックしては、彼女に厳しく注意をしていた。
ある日、舞踏会の開催が計画された。
王や摂政が逼迫した財政難を救うため、オーロラ姫を使って政略結婚を考えたのだ。
舞踏会の招待へ使うために、肖像画が必要になった。
彼女は自分の肖像を書いてくれた画家に密かに恋心をいだくが…

初めから終わりまで、美しい踊りがいっぱいです。
美しい風景とお城と踊りで、すぐファンタジーの世界へ引き込まれていきます。
ただ、オーロラ姫と言っても“眠れる森の美女”ではなく、まったく別のファンタジーでした。

主演のマルゴ・シャトリエがとってもキュートでかわいかったです。
踊りが大好き!という想いが全身からあふれ出ていました。
楽しそうに踊っている姿は、姉思いの弟くんが見とれるのも分かるなあという感じです。
こんな彼女に真っ直ぐに見つめられたら、身分違いでも好きになってしまうでしょう(^^)

出てくる3人の王子が見せる踊りは、踊りなど普段は全く見ない私でも面白かったです。
アラブ風、東洋(現代)風、そして西洋風と三様の踊りが出てきます。
それもパリや世界で活躍しているダンサーたちが演じているだけあって
その美しさは圧倒的でした!
ただし、ラストの西洋風が一番お姫様に合っているのは分かりますけど
それにしても東洋から来たと思われる王子が持ってきた踊りはびっくりでした。
(15・6歳の夢みる女の子でなくとも引いてしまうような踊りでした(笑))

恋の行方にどきどきしながら、あっと言う間に時間が過ぎました。
哀しくて美しいファンタジーにとっぷりと浸かれる1本です。


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