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ピアノの森 [は行]

同名コミックをアニメ化した作品です。
ただ者ではない小学生の出会いが描かれていました。

音楽家の家系に生まれた雨宮修平。
小学5年生ながらピアノの腕は確かで、英才教育によりピアノ漬けの生活を送っていた。
そんな彼が大きな森のある田舎の町に引越して来た。
お祖母さんの身体の具合が悪いので、家族一緒に暮らすためだ。
転校初日の挨拶でピアニストを目指していると公言したことから、
早速、クラスのガキ大将に目をつけられる。
いじめられそうになっていた修平を助けたのは、クラスの変わり者・一ノ瀬海。
彼は飲み屋で働く母に女手一つで育てられており、遊び相手は“森”と
何故かそこにあった“ピアノ”だった。
海に連れられて森のピアノを訪ねた修平だが、彼が弾こうとしてもスカスカして音が出ない。
しかし海が弾き始めると、思わず聞き惚れてしまうような美しい音色を出し始めた…

小学5年生の二人の少年がピアノという共通項で知り合ったという物語です。
コミックはもっと続いているようなので、出会い編という感じでしょうか。
出会いは普通の小学生なのですけれど、ピアノが絡むと修平は本当に音楽家になっていて
観終わった時、思わず“これは小学生ではないでしょう…?”と思ってしまいました(^^ゞ
何と言うか、心情描写がまるで大人のようだったのです。

音楽家の家に生まれ、プロの音楽家になることを宿命のように受け入れて
苦しいと言う感情も胸の中に押し込めながら、ひたすら眉間にしわを寄せて難しい練習を重ねる修平。
彼は練習は楽しいものではないと思いつつ、ひたすら続けています。

一方、感情のままに指を走らせて、ピアノで心を表現する海。
彼の音色の美しさは圧倒的で、毎日鍛錬を重ねてきた修平の自信を打ち砕きます。
でも、修平は海の才能を認めて嫉妬心を抱きつつも、海のことを悪く思ったりはしません。
そんなところは小学生らしい可愛さだなあと思いました。

そにしても、全く予備知識なしで観たので、声優は誰だろう…?と思いながら観ていました。
海=上戸彩さん 修平=神木隆之介くん でした(^^ゞ

小学生の短い期間の物語の次に、これから修平と海がどうなっていくのか、
かなり気になるなあと思った1本です。

監督:小島正幸 原作:一色まこと 
2007年製作 日本
(070725)


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コメント 3

non_0101

DSilberlingさんへ
niceをありがとうございました。
by non_0101 (2007-08-12 01:34) 

アートフル ドジャー

前評判高い作品ですよね~。凄く!興味あります。
by アートフル ドジャー (2007-08-17 13:48) 

non_0101

アートフル ドジャーさんへ
niceをありがとうございました☆

映像も音も綺麗でした(^^)
観ると続きがとっても気になります~
by non_0101 (2007-08-19 00:54) 

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