デトロイト・メタル・シティ

友達がとても楽しかった～と言っていたのでチャレンジしてみました。
とりあえず、原作を知らなくても全然大丈夫でした(^^ゞ

東京の大学に合格した根岸崇一（松山ケンイチ）は、大分から憧れの東京へとやって来た。
彼にはおしゃれでポップなミュージシャンになるという夢があった。
数々の曲を作り、サークルでも後輩たちに尊敬される先輩となっていたが、
卒業後、何故か自分の希望とは正反対なデスメタルバンドのボーカル“ヨハネ・クラウザーII世”になっていた。
ライブハウスでも熱狂的なファンを虜にしている“デトロイト・メタル・シティ（DMC）”というバンドだ。
彼はDMCとして成功し始めている現在でもポップミュージシャンの夢を捨てておらず、
デスメタルを熱烈に愛する社長（松雪泰子）に直訴しては、厳しい返り討ちにあっていた。
そんなある日、大学時代に密かに想っていた同窓生・相川（加藤ローサ）と再会する。
素直に喜んだ根岸だったが、彼女はCDショップで流れていたDMCの音を聴いた途端、
この音楽は嫌いだと言い始めた…

さすがはコミック原作という感じの軽～いコメディでした～

映画って空いている劇場でのんびりと観るのも楽しいですけど、
この映画を観たい！と思っている観客たちに囲まれて観るのも、また楽しいですね～
土曜日のTOHOシネマズは、そんな映画を楽しみにして来たお客さんでいっぱいでした(^^ゞ

なにせ、上映前からみんな座っているし、エンドロールが終わるまで座っているのです～
凄いなあと思っていたら、種明かしがありました（笑）
終わりはエンドロールの後に、ワンシーンのおまけが付いてます。
そして始まりは…

TOHOシネマズって、いつもお客さんへの注意を鷹の爪団のアニメで流しているのですけど、
おそらくこの作品に限り、DMCのアニメが流れるのです。
DMCのクラウザーさんが映画を楽しもうと頑張るのですけど、
反対にどんどんお客さんが荒れ始めてしまう…というコメディタッチのアニメです。
おお～これがクラウザーさんか～と無知な私が感心していたら、
映画でも松山ケンイチさんがクラウザーさんそっくりに化けていて笑ってしまいました。

それにしても松山ケンイチさんの豹変ぶりは凄いです！
歩くのもギターを弾くのもクネクネしている根岸と、悪魔の威厳を漂わせているクラウザーさんとの
激しいギャップは本当に可笑しかったです～
あと、根岸をデスメタルの道へと無理やり引きずり込む社長役の松雪泰子さんの強烈な存在感と
熱狂的なファン役の大倉孝二さんのおとぼけ具合も最高でした～

原作や松山ケンイチさんファンではければ、それほど張り切ってみることもない作品ですけど
いい日にいい雰囲気＆映画館で観られて楽しかったかなと思った１本です(^^)



監督：李闘士男　出演：松山ケンイチ　松雪泰子　宮崎美子　加藤ローサ　細田よしひこ　大倉孝二
2008年　日本
（20080830）

コメント 5

xml_xslさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2008-08-31 22:19) 

予告編を見ましたが、是非観たいという分野ではありませんでした。
白塗りの顔は、怖いですね。
by たいちさん (2008-09-01 12:42) 

たいちさんへ
こんばんは。nice＆コメントをありがとうございました！
そうですね～　原作や役者さんのファンで無いと如何なものかと…
ものすご～く軽いコメディを楽しみたい時には可という感じです(^^ゞ
> 白塗りの顔は、怖いですね
まるで別人のような豹変振りは見事でした～☆
by non_0101 (2008-09-01 23:55) 

Ｎｏｎさん、こんにちわ！
松山ケンイチの驚異の才能を再認識しました。
普通に歌ったほうがとても上手です。
破壊せよ！のＣＤを購入して、最高だ！という我が子を、
理解できません。
松雪泰子は、フラガールとはうって変わった別面を好演して、
さすが女優だなと思いました。
by みつかこねか (2008-09-27 15:07) 

みつかこねかさんへ
松山ケンイチさんは、役が乗り移ったように変化する役者さんですね～
“破壊せよ！”の歌は人間の究極の欲求ですよね。
きっと若者にとっては最高なのでしょう(^_^.)
by non_0101 (2008-09-28 23:05)