サイドウェイズ [さ行]
2004年のハリウッド映画「サイドウェイ」を日本人キャストでリメイクした作品です。
ずっと気になっていたのですけど、公開から1ヶ月以上過ぎにようやく観て来ました(^^ゞ
人生に悩む40代の大人たちが織り成すドラマは
ちょっとだけ明日への元気をもらえるような爽やかな余韻の残る物語でした。
長いこと会っていなかった親友の結婚式に出席するためロサンゼルスを訪れた斉藤道雄(小日向文世)。
道雄は大学卒業後、英語を勉強するためにホームステイしたこともあったが、
20年経った今ではほとんど英語が分からなくなっていた。
空港に着くなりそんな感じた時代の流れに戸惑いながらも、彼はこのアメリカ旅行を楽しもうと考えていた。
結婚を1週間後に控えた親友・上原大介(生瀬勝久)と二人で気ままな旅を計画していたのだ。
一番の目的はナパ・バレーでのワイナリー巡り。披露宴で使うワインを選んでこようと考えていた。
だが、肝心の主役である大介の目的は独身最後の夜を楽しむことだった…
演技派の役者さんたちが演じるキャラクターがみんなぴったりで楽しかったです(^^ゞ
今週は映画も観に行けないくらい忙しい日々が続きました(T_T)
何かをしたいのに出来ない。そんなストレスが少しずつ身体に溜まっていった気がします。
今朝はこの土曜出勤の帰りにこそ絶対に映画を観るぞーと思って家を出ました。
そして、「ニュームーン」とどちらにしようか最後まで悩んで観たのがこの「サイドウェイズ」です。
「サイドウェイズ」の主人公たちは、現状の不安から抜け出したいのに抜け出せない人たちです。
自分の大切にしたい物語を脚本にしようと取り組んでいるのに不評で、自分の仕事に不安を抱える脚本家の道雄。
俳優としてアメリカでチャレンジしたが主演はドラマ1本だけ。今ではレストランの雇われ店長となり、
アメリカ人との結婚を前にこれで良いのかと不安になる元俳優の大介。
離婚を機にアメリカへ来てワインの勉強をしながら必死に頑張っているけれど、
仕事で認められても、心が休まる時がないと感じているワインショップで働く麻有子(鈴木京香)。
そんな彼らは立派な大人である反面、どこか頼りなくて大人になりきれていないようにもみえました。
40代という年齢は人生の中でも微妙な時期なのかもしれませんね。
大きな夢を見られなくなっているような、あと残されている時間のことを考えてしまうような時期。
または、一人で生きるのが辛くなってくるような時期なのかも知れません。
この映画の3人も、そんな人生の曲がり角に立っている自分に気付いて人生を見つめ直します。
そして、それぞれの決心を持って、明日の人生の一歩を新たな気持ちで踏み出し始めました。
それにしても、みんな良い演技でした~
悩める40代を演じた3人も、大介と意気投合するカフェテリア店員を演じた菊地凛子さんも
本当にいい表情で演じていました。
特に4人でピクニックに行くシーンはとっても楽しそうな雰囲気が画面から伝わって来ました。
オリジナルを観た時も楽しかったですけど、やっぱりアメリカ人の物語だなあと感じていました。
今作は日本人らしい細やかさを感じさせるキャラクターと演技で、ちょっと共感しやすかったです。
美しいナパ・バレーの風景に癒されながら、今日の気分にぴったりだったかもと
ちょっと嬉しかった1本です(^^)
監督:チェリン・グラック 出演:小日向文世 生瀬勝久 鈴木京香 菊地凛子
2009年 アメリカ/日本
(20091205)
ずっと気になっていたのですけど、公開から1ヶ月以上過ぎにようやく観て来ました(^^ゞ
人生に悩む40代の大人たちが織り成すドラマは
ちょっとだけ明日への元気をもらえるような爽やかな余韻の残る物語でした。
長いこと会っていなかった親友の結婚式に出席するためロサンゼルスを訪れた斉藤道雄(小日向文世)。
道雄は大学卒業後、英語を勉強するためにホームステイしたこともあったが、
20年経った今ではほとんど英語が分からなくなっていた。
空港に着くなりそんな感じた時代の流れに戸惑いながらも、彼はこのアメリカ旅行を楽しもうと考えていた。
結婚を1週間後に控えた親友・上原大介(生瀬勝久)と二人で気ままな旅を計画していたのだ。
一番の目的はナパ・バレーでのワイナリー巡り。披露宴で使うワインを選んでこようと考えていた。
だが、肝心の主役である大介の目的は独身最後の夜を楽しむことだった…
演技派の役者さんたちが演じるキャラクターがみんなぴったりで楽しかったです(^^ゞ
今週は映画も観に行けないくらい忙しい日々が続きました(T_T)
何かをしたいのに出来ない。そんなストレスが少しずつ身体に溜まっていった気がします。
今朝はこの土曜出勤の帰りにこそ絶対に映画を観るぞーと思って家を出ました。
そして、「ニュームーン」とどちらにしようか最後まで悩んで観たのがこの「サイドウェイズ」です。
「サイドウェイズ」の主人公たちは、現状の不安から抜け出したいのに抜け出せない人たちです。
自分の大切にしたい物語を脚本にしようと取り組んでいるのに不評で、自分の仕事に不安を抱える脚本家の道雄。
俳優としてアメリカでチャレンジしたが主演はドラマ1本だけ。今ではレストランの雇われ店長となり、
アメリカ人との結婚を前にこれで良いのかと不安になる元俳優の大介。
離婚を機にアメリカへ来てワインの勉強をしながら必死に頑張っているけれど、
仕事で認められても、心が休まる時がないと感じているワインショップで働く麻有子(鈴木京香)。
そんな彼らは立派な大人である反面、どこか頼りなくて大人になりきれていないようにもみえました。
40代という年齢は人生の中でも微妙な時期なのかもしれませんね。
大きな夢を見られなくなっているような、あと残されている時間のことを考えてしまうような時期。
または、一人で生きるのが辛くなってくるような時期なのかも知れません。
この映画の3人も、そんな人生の曲がり角に立っている自分に気付いて人生を見つめ直します。
そして、それぞれの決心を持って、明日の人生の一歩を新たな気持ちで踏み出し始めました。
それにしても、みんな良い演技でした~
悩める40代を演じた3人も、大介と意気投合するカフェテリア店員を演じた菊地凛子さんも
本当にいい表情で演じていました。
特に4人でピクニックに行くシーンはとっても楽しそうな雰囲気が画面から伝わって来ました。
オリジナルを観た時も楽しかったですけど、やっぱりアメリカ人の物語だなあと感じていました。
今作は日本人らしい細やかさを感じさせるキャラクターと演技で、ちょっと共感しやすかったです。
美しいナパ・バレーの風景に癒されながら、今日の気分にぴったりだったかもと
ちょっと嬉しかった1本です(^^)
監督:チェリン・グラック 出演:小日向文世 生瀬勝久 鈴木京香 菊地凛子
2009年 アメリカ/日本
(20091205)
まっきーさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-12-06 09:53)
@ミックさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-12-06 09:55)
どんどん 見たい映画リストがたまっています。
ゆったりと映画を楽しむ日を待ちましょう・・・
by yabonnjin (2009-12-06 12:08)
yabonnjinさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
ゆったりと映画を観られるのっていいですよね~☆
この作品はリメイクなのでどうかなあと思っていたのですけど
なかなか楽しく観られる作品でした。
最近の忙しさを忘れて、いい気分転換になりました☆
by non_0101 (2009-12-07 01:05)
aya_ruiさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-12-07 01:12)
トメサンさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-12-07 01:13)
ポキさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-12-07 01:14)
モカさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-12-08 12:31)
日本がアメリカ映画をリメイクするのは珍しいですね(反対はありますが)。小日向さんの演技は、自然で好感が持てますよね。機会あれば、原作と合わせて観たいですね。
by たいちさん (2009-12-09 15:01)
たいちさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
こういうパターンは珍しいですよね~
物語の展開は一緒なのですけど、
キャラクターが上手く日本向けになっていました。
その分、オリジナル版よりも物語に入り易くて楽しかったです(^^)
by non_0101 (2009-12-09 23:44)
微妙に設定変更していますが、上手い按配でしたね。
かなり感情移入しやすいキャラクターになっていました。ボヤッキーの人も鈴木京香の役も全員に。
by バラサ☆バラサ (2009-12-17 02:24)
バラサ☆バラサさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
オリジナルは面白いけれど“遠い国のお話”という感じだったのですけど
今作は感情移入しやすかったです。
ボヤッキーの人、可笑しかったです~
演じていても楽しかったでしょうね(^^ゞ
by non_0101 (2009-12-17 12:53)
この企画をやってみようと思ったスタッフに感謝ですね。
リメイクしがいのある作品になっていたんではないでしょうか。
本当にメインの4人が演じているそれぞれのキャラクターが実に伸びやかで活き活きしてて。
こういう、ある程度の年齢になったからこそ大事な休暇って、あるんだと思います。そのことがごく自然に共感できて、素敵な脚本になっていたと思います。その上で、撮影をこのナパ・ヴァレーのロケーションでとこだわったのは正解だったと思います。
by cs (2009-12-20 18:57)
csさんへ
こんばんは。コメント&TBをありがとうございました!
オリジナルよりもかなり共感しやすいキャラクターになっていて
観ていて楽しかったです。
あの風景の美しさも良かったですね~
こんな人生の転換ポイントになるような休暇を取ってみたいですね☆
by non_0101 (2009-12-21 00:32)