NINE [な行]
「8 1/2」をアレンジしたブロードウェイ・ミュージカルを豪華な女優陣で映画化した作品です。
公開前から楽しみにしていて、ようやく観て来ました。
きらびやかなステージを舞台に歌い踊る彼女たちの華やかさと、
プレッシャーにボロボロとなっていく監督の姿が対照的で興味深かったです。
過去に名作を創り上げながらも、最近の監督作は不評をかっているグイド（ダニエル・デイ＝ルイス）は
酷いスランプに陥って不調のどん底にいた。
今日から新作の撮影に取り掛からなくてはならないのに、一行の脚本も書けていないのだ。
長年の付き合いである衣装担当のリリー（ジュディ・デンチ）に愚痴を言っては慰めてもらい、
何とか記者会見会場へ向かう気力を出す。
記者たちからの鋭い質問にも笑顔と巧みな話術で何とかかわしていったグイドだが、
次第に口は重くなり、顔色が悪くなってしまう。
そして、とうとう休憩中に裏口からこっそり出て行くと、車で逃げ出してしまった…
美しい女優たちの魅力に酔いしれました～
名作を何本も撮ってイタリアの人々に深く愛されている監督グイド。
でも、最近の彼はどうしても撮りたいものが見つかりません。
プロデューサーにせっつかれても、妻ルイザ（マリオン・コティヤール）に電話をして泣き言を言っても、
愛人カルラ（ペネロペ・クルス）を呼び出して夜を共にしても何もひらめきません。
医者に診てもらっても、枢機卿に悩みを聞いてもらっても、どんどん事態は悪くなっていくばかりです。
人に相談するたびにイメージのカケラは浮かび上がるのですけど、グイドの頭の中で形になる前に
夢のように消え去ってしまいました。
グイドは最初に自分でも言っているとおり、精神年齢は10歳の子供のようです。
彼にとって女性は守るのではなく、パートナーでもなく、甘える対象。
グイドは彼を愛する女性たちに甘えられるだけ甘えながら映画を創ろうとします。
映画は苦悩の果てにある欲望の結晶。映画に夢中になったら、もうそれしか見えません。
女性にとっては、もう不幸の原因にしかならないような男でした(^_^;)
グイドは映画を創るため、苦悩を忘れるために、彼は女性たちに幻想を抱き始めます。
そのイメージとして登場する女性たちの歌とダンスは本当に素敵でした。
中でもファーギーの「ビー・イタリアン」の迫力と
ケイト・ハドソンの「シネマ・イタリアーノ」の華やかさは抜群です。
そして、何と言ってもペネロペ・クルスの「ア・コール・フロム・ザ・バチカン」のダンスには圧倒されました～
エンドロールに流れる「ビー・イタリアン」を聴きながら、
サントラが欲しいなあとちょっと思ってしまった１本です。
監督：ロブ・マーシャル 出演：ダニエル・デイ＝ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ ニコール・キッドマン ソフィア・ローレン ケイト・ハドソン ステイシー・ファーガソン（ファーギー）
2009年 アメリカ 原題：NINE
（20100403）
→公式サイトへ
公開前から楽しみにしていて、ようやく観て来ました。
きらびやかなステージを舞台に歌い踊る彼女たちの華やかさと、
プレッシャーにボロボロとなっていく監督の姿が対照的で興味深かったです。
過去に名作を創り上げながらも、最近の監督作は不評をかっているグイド（ダニエル・デイ＝ルイス）は
酷いスランプに陥って不調のどん底にいた。
今日から新作の撮影に取り掛からなくてはならないのに、一行の脚本も書けていないのだ。
長年の付き合いである衣装担当のリリー（ジュディ・デンチ）に愚痴を言っては慰めてもらい、
何とか記者会見会場へ向かう気力を出す。
記者たちからの鋭い質問にも笑顔と巧みな話術で何とかかわしていったグイドだが、
次第に口は重くなり、顔色が悪くなってしまう。
そして、とうとう休憩中に裏口からこっそり出て行くと、車で逃げ出してしまった…
美しい女優たちの魅力に酔いしれました～
名作を何本も撮ってイタリアの人々に深く愛されている監督グイド。
でも、最近の彼はどうしても撮りたいものが見つかりません。
プロデューサーにせっつかれても、妻ルイザ（マリオン・コティヤール）に電話をして泣き言を言っても、
愛人カルラ（ペネロペ・クルス）を呼び出して夜を共にしても何もひらめきません。
医者に診てもらっても、枢機卿に悩みを聞いてもらっても、どんどん事態は悪くなっていくばかりです。
人に相談するたびにイメージのカケラは浮かび上がるのですけど、グイドの頭の中で形になる前に
夢のように消え去ってしまいました。
グイドは最初に自分でも言っているとおり、精神年齢は10歳の子供のようです。
彼にとって女性は守るのではなく、パートナーでもなく、甘える対象。
グイドは彼を愛する女性たちに甘えられるだけ甘えながら映画を創ろうとします。
映画は苦悩の果てにある欲望の結晶。映画に夢中になったら、もうそれしか見えません。
女性にとっては、もう不幸の原因にしかならないような男でした(^_^;)
グイドは映画を創るため、苦悩を忘れるために、彼は女性たちに幻想を抱き始めます。
そのイメージとして登場する女性たちの歌とダンスは本当に素敵でした。
中でもファーギーの「ビー・イタリアン」の迫力と
ケイト・ハドソンの「シネマ・イタリアーノ」の華やかさは抜群です。
そして、何と言ってもペネロペ・クルスの「ア・コール・フロム・ザ・バチカン」のダンスには圧倒されました～
エンドロールに流れる「ビー・イタリアン」を聴きながら、
サントラが欲しいなあとちょっと思ってしまった１本です。
監督：ロブ・マーシャル 出演：ダニエル・デイ＝ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ ニコール・キッドマン ソフィア・ローレン ケイト・ハドソン ステイシー・ファーガソン（ファーギー）
2009年 アメリカ 原題：NINE
（20100403）
→公式サイトへ
こんにちは。
この映画に出てくる女優さんは全員大好きな人ばかり。
それに、ダニエル・ディ・ルイスもいいですよね。彼の映画は
「ラスト・オブ・モヒカン」が好みです。他にもいい作品に色々でてますね。
とにかく、女優さんたちの歌って踊れる姿が観れるだけでも
観る価値がありそうですね。ぜひ行きます。
by coco030705 (2010-04-04 12:11)
そうですね。
これだけの豪華女優はそうそうは集まらないでしょうし。
それを観れただけでもう十分満足です。（笑）
ラストにソフィア・ローレンが出てきたところはもうあの
存在感に参りましたよ。さすが大女優って感じです。＾＾；
by KLY (2010-04-04 19:52)
わたしはファーギーがダントツよかったです☆
サントラもいいですよ〜。
観てからしばらく毎日聞いてましたw
by ジジョ (2010-04-05 00:53)
cocoさんへ
こんばんは。nice＆コメントをありがとうございました！
本当に豪華な俳優陣でした～
ミュージカル映画の楽しさと美しさが凝縮されたような作品でした。
ぜひ、大きな画面で彼女たちの歌と踊りを堪能してくださいね☆
by non_0101 (2010-04-05 01:03)
KLYさんへ
こんばんは。コメント＆ＴＢをありがとうございました！
いろいろ賛否はあるようですけど、あの豪華な俳優陣を観るだけでも
価値はありますよね(^^ゞ
ソフィア・ローレンの存在感は凄かったですね～
私がトリよ！と全身で主張しているようでした。さすがですよね☆
by non_0101 (2010-04-05 01:06)
まっきーさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2010-04-05 01:07)
トメサンさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2010-04-05 01:08)
aya_ruiさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2010-04-05 01:08)
おさむさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2010-04-05 01:08)
ジジョさんへ
こんばんは。nice＆コメントをありがとうございました！
ファーギー良かったですよね～☆
あの迫力を出せるのはさすがだなあと感じました。
サントラもいいですか？やっぱり買っちゃおうかな(^^ゞ
by non_0101 (2010-04-05 01:11)
僕はマリオン・コティヤールが良かったですね。
やっぱり男は貞淑な女性に惹かれるのか？
かと思えばブラパンで踊るシーンもありましたし。
ロブ・マーシャルやっぱり凄いと思わされた映画でした。
by kay (2010-04-05 01:51)
この映画は是非観たいと思っています。豪華な女優陣のダンスと歌を観るだけでも価値あると思います。特にベテランのソフィア・ローレンが他の女優に負けず劣らず踊る様子を観たいですね。
by たいちさん (2010-04-05 13:05)
kayさんへ
こんばんは。nice＆コメントをありがとうございました！
マリオン・コティヤール可愛かったですね。
あの女性たちの中では一番共感できる役かも知れません。
両極端なキャラクターを演じられるのはさすがだなあと思いました。
そんなシーンを創り上げた監督さんもさすがですね☆
by non_0101 (2010-04-06 00:47)
たいちさんへ
こんばんは。nice＆コメントをありがとうございました！
豪華な女優陣たちの歌とダンスは本当に見応えありました～
ソフィア・ローレンの迫力ある存在感にはびっくりです。
もう、そこに立っているだけで、他を圧倒していました(^^ゞ
機会がありましたら、ぜひ楽しんでみてくださいね☆
by non_0101 (2010-04-06 00:51)
タケルさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました！
by non_0101 (2010-04-06 00:56)
nonさん、こんばんは～。
この映画、観てきました。豪華でしたね。
TBさせていただきます。
by coco030705 (2010-04-06 19:38)
欲しくなりますよね、サントラ。本当に女優さんたちのそれぞれのキャラが立っていて見事でした。
by なぎ猫 (2010-04-06 19:50)
cocoさんへ
こんにちは(^^ゞ TBありがとうございます。
あとで遊びに行きますね☆
by non_0101 (2010-04-07 12:35)
なぎ猫さんへ
こんにちは。nice＆コメントをありがとうございました！
欲しくなりますよね～！
歌を聴くと、女優さんたちの映像が頭に浮かんできそうです☆
by non_0101 (2010-04-07 12:38)
こんにちは～。お久しぶりにお邪魔します。
「NINE」ですが・・・・い、いかん、自分のブログで、本作をかなりけなしまくってしまった・・・豪華女優が出過ぎで、ちょっとまとまりなかったかな～という印象でした。が、歌と踊りはすごかったですね！
ワタクシは、グイド監督（ダニエル・デイ・ルイス）の、鬱々とした精神状態のほうに入り込みすぎて（さすがは名優！）、本来のミュージカルとして楽しむ余裕がなかったようです。
これは、ミュージカル版「バッド・ルーテナンス」だ！とツボにはまってしまった次第です。
そういえばダニエル・デイ・ルイスも、ニコラス・ケイジも、お顔が長いです。
マリオン・コティヤールは相変わらずチャーミングで最高でしたね。結婚するときは相手に気をつけろ！ということでしょうか。
by アッシー映画男 (2010-04-08 06:15)
アッシー映画男さんへ
こんにちは☆ 書けなくなってしまいましたか(^^ゞ
この作品、よく考えると書ける内容はそれほど多くないかもしれませんね。
歌と踊りを体感するのが一番！という気がしました。
ただ、私もグイドの性格はかなり気になりました～
なまじ才能があるので、ちやほやされてしまうし。
あれだけ甘えん坊な大人は困ったものです(^^ゞ
男性から観ると、そこは気になってしまいますよね☆
by non_0101 (2010-04-08 07:39)
見ました。お話しはどうでもいいような、、
監督の悩みなんて知ったこっちゃないよな、と思ったので。
でも配役はすごいですね。
ミュージカルとしては、ファーギーとケイト・ハドソンが良かったと思いました。
楽しく見ましたが、ちょっと超豪華かくし芸大会を見た様な気も、、
by きさ (2010-04-15 05:50)
きささんへ
こんばんは。nice＆コメントをありがとうございました！
ストーリーはあまり無いですものね。
女優陣は観ていて楽しかったです～
> ちょっと超豪華かくし芸大会を見た様な気も
それは言えているかも(^^ゞ
by non_0101 (2010-04-16 22:42)